850万円超え! トヨタ新型「“豪華”なクラウン」がスゴイ! 開放感満載の「スケスケ」ボディ&デジタルキー装備! ツートンカラーや“贅沢内装”も魅力の「エステートRS」フルオプション仕様とは?
トヨタ新型「クラウンエステート」が、2025年3月13日に正式発売されました。なかでもPHEV(プラグインハイブリッド)モデルである最上級グレード「エステート RS」にメーカーオプションをフル装備すると、どのくらいの金額になるのでしょうか。
最高級クラウンエステートのフルオプション仕様とは?
トヨタの高級車である「クラウン」の歴史は、1995年に始まりました。
正統派クラウンといえばセダンですが、クラウンは過去に2ドアクーペ・ワゴン・バン・ピックアップなど幅広いモデルをラインナップしています。
なかでも「クラウン エステート(以下エステート)」は、1999年12月15日に11代目として発売・発表されたステーションワゴン版のクラウンで、2007年6月に販売が終了。
そして最新となる16代目クラウンは2022年6月に世界で初公開され、2025年3月に新型エステートが販売されました。
そんなエステートのなかでも、一番高価なグレード「RS」に、メーカーオプションを全て装着した場合、一体どのようなクルマになるでしょうか。

エステート開発の背景として「1回セダンを忘れよう」という考えから、セダンとSUVを融合させたクラウンクロスオーバーが生まれたといいます。
2025年は、初代クラウンが発売されてから70年。
「洗練と余裕の大人の雰囲気」と「アクティブなライフスタイル」の両立をテーマに設計されたエステートの発売によって、4つのクラウンが揃い、クラウン群としての完結を迎えました。
エステートのグレードは、PHEV(プラグインハイブリッドモデル)の「エステート RS」とHEV(ハイブリッドモデル)の「エステート Z」があります。
最上位のエステート RSはエステートZと比較して、AVS(電子制御サスペンション)、後席シートヒーター、デッキチェア&テーブルなどが追加され、ブレーキも強化されています。
RSグレードのボディサイズは全長4930mm×全幅1880mm×全高1625mm、ホイールベース2850mmです。
ストレスフリーなプラットフォームを採用し、ロングドライブにおいても快適な時間を過ごせる設計となっています。
ボディカラーは単色のモノトーン5色と、2色を組み合わせたバイトーン5色が設定。
また、RSグレード専用カラーとして、プレシャスメタル×マッシブグレーがラインナップされます。
エステートの最大の特徴であるラゲージスペースは容量約570リットルで、9.5インチゴルフバッグを3個、81cmスーツケースを2個まで収納可能です。
さらに、ラゲージルーム拡張ボードを使用した場合には、荷室長が完全フルフラットで約2000mmまで広がり、1470リットルの大容量空間を確保します。
パワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジンに、パラレルシリーズプラグインハイブリッド、駆動用バッテリーはリチウムイオン電池の設計です。
駆動方式は、電動AWD(E-Four)を採用しており、システム最高出力は225kW(306PS)を発揮します。
EV走行換算距離(WLTCモード)は89km、燃費(WLTCモード)は20.1km/Lがカタログスペックです。
なお、エステートRSの価格(消費税込、以下同)は810万円ですが、エステート RSの魅力を最大限まで引き上げるためのメーカーオプションも複数用意されています。
バイトーンのボディカラーや、開放感を得られるパノラマルーフ、エレクトロニクス関係のアクセサリーなどが挙げられます。
全てのメーカーオプションを追加すると、以下の通りです。
※ ※ ※
●エクステリア
・ボディカラー「ブラック×エモーショナルレッドIII」:9万9000円
※同額で「ブラック×プレシャスブロンズ」「ブラック×プレシャスホワイトパール」も選択可能。
・パノラマルーフ(電動シェード&挟み込み防止機能付):11万円
●セーフティ&セキュリティ
・寒冷地仕様:2万2000円
●エレクトロニクス
・充電ケーブル:1100円
・デジタルキー:3万3000円
※ ※ ※
上記の装備を合計すると26万5100円となり、そこに税金・諸費用(例:東京地区)の13万8260円を加算すると、総額850万3360円になります。
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