マルチバイクの最上位機種 ドゥカティ新型Multistrada 1260(ムルティストラーダ1260)発売
ドゥカティジャパンは、新設計されたエンジンや新しくなった電子機器などで操縦性や安定性もました2018年モデルの新型「ムルティストラーダ1260」を2018年4月14日より発売を開始します。
4つのキャラクターを持つムルティストラーダ
ドゥカティジャパンは、2018年4月14日より2018年モデルの新型Multistrada 1260(ムルティストラーダ1260)の発売を開始します。
エンジンは、EUで施行されているユーロ4規制に適合し、低中回転域で巨大なトルクを発生する新しいドゥカティ・テスタストレッタDVT(デスモドロミック・バリアブル・タイミング)や、運転操作に安定性を齎す新しい足回り機構を採用しています。
さらに進化した電子技術は、車両の挙動を安定させるドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、前輪タイヤが上がり過ぎるのを抑止するドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)、坂道発進を容易かつ安全に行うビークル・ホールド・コントロール(VHC)などが標準装備されています。
新型ムルティストラーダ1260は、新しいフレームとこれまでよりも長尺のスイングアーム(後輪とフレームを繋ぐパーツ)を採用した足回りとなっています。
車両を横から見た時に前輪の操舵回転の中心軸と垂直線との傾きを指すキャスター角は24°から25°になり、スイングアームはこれまでの48mmよりも長くなっています。このアップデートにより、ホイールベースが合計55mm長くなり安定性と操縦性が向上しています。
2010年にデビューしたムルティストラーダは、「4台のバイクを1台に」というコンセプトとともに、デビューしました。ムルティストラーダは、「スポーツバイク」、「長距離ツアラー」、「高い日常性を誇るシティランナー」、「エンデューロ」の4つのキャラクターを持ち合わせています。
希望小売価格(消費税込み)
・新型ムルティストラーダ1260 231万6000円
・新型ムルティストラーダ1260 S 262万5000円
新型ムルティストラーダ1260 Pikes Peak(パイクス・ピーク)は、レースを意識した専用のカラーリングに加えて、新型ムルティストラーダ1260 Sに比べて3kg軽量の鍛造アルミホイールが装備されています。
新型パイクス・ピークは、標準装備に含まれるサイレンサーおよびフロントフェンダーに加え、テルミニョーニ製ドゥカティ・パフォーマンス(EU 型式認証取得済み)カーボン製サイレンサー、カーボン製レーシングタイプ・ウィンドスクリーンも用意されています。
新型ムルティストラーダ1260 Pikes Peakの希望小売価格は、306万9000円(消費税込み)です。
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