トヨタ新型「クラウンエステート」登場! ほかの“クラウン”と何が違う!? 最大のウリは「内装」×「荷室」? 新シリーズの「スゴいところ」とは【インテリア紹介】
広大なキャビン! 荷室の長さは「最大2m」まで拡大!?
そして“大人のアクティブキャビン”と呼ぶにふさわしい広大な室内空間は、新型クラウンエステート最大の特徴といえます。
なかでもラゲッジスペース(荷室空間)は、定員乗車時で570リットル、後席を前倒しした際のフルフラットの荷室フロアには1470リットルの大容量空間を確保しています。
![新型「クラウンエステート」の荷室長は最大2mに及ぶ[画像は新機構「ラゲージルーム拡張ボード」を使用した状態]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/03/20250314_TOYOTA_CROWN_ESTATE_010.jpg?v=1741922081)
荷室幅は最大1430mm、荷室高は最大780mm、荷室長については、定員乗車時で1070mm、後席を倒せば最大約2000mmまで拡大します。
また後席シート背もたれには新機構「ラゲージルーム拡張ボード」をトヨタ車初採用し、前倒し時に床面長をさらに広げることができます。
これによりさらに多くの荷物をフロアに積載したり、大人が余裕をもって車中泊することも可能となります。
加えて荷室部には、引き出し式のデッキチェアやデッキテーブルも装備するなど、アウトドアでの利用にも配慮した仕掛けが備わります。
またAC100Vを供給する「アクセサリーコンセント」を、室内のセンターコンソール後部と荷室のサイドにそれぞれ1個ずつ装備し、1500W以下の電化製品が利用可能です。
非常時給電システムも兼ねており、外部給電アタッチメントを使えば災害時でも活用できます。

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新型クラウンエステートのパワートレインは、システム最高出力243psの2.5リッターHEV(ハイブリッド車)と、システム最高出力306psの2.5リッターPHEV(プラグインハイブリッド車)の2種類。他シリーズに対しフロントモーターの出力を約5割向上させたといいます。
ともに後輪をモーターで駆動する4WD(E-Four)と組み合わされます。
走行面でも、DRS(後輪操舵システム)やAVS(電子制御サスペンション)に独自設定を施し、後席の乗り心地に配慮した「リアコンフォートモード」など3つのドライブモードを用意します。
トヨタではそのセッティングについて「軽快ながら重厚感のある走りを狙った」といいます。
価格(消費税込み)は、HEVの「Z」は635万円、PHEVの「RS」は810万円。ボディカラーは、モノトーンカラー5色とバイトーンカラー5色の全10パターンを用意します。
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