斬新「スゴい変わった“路線バス”」登場へ! 新発想の「暑すぎる“茶室風”車内」で乗客も汗だくに!? 中古バス活用したド迫力「サウナバス」3号車製作を発表
路線バス車両を「移動式サウナ」に改造した「サバス」に3号車が登場します。
「静鉄バス」ベースに“お茶感”アップ
バス事業を提案するリバース(大阪府)は2025年3月5日、移動型サウナバス「サバス」の「3号車」を製作すると発表しました。

リバースは2022年にサウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携し、本格的なサウナが体験できる移動式サウナバスとしてサバスのプロジェクトを始動しました。
初めて改造したサバス1号車は、神姫バス(兵庫県)で運用されていた路線バスを改造したもので、2022年3月から運行を開始。主に関西を拠点にさまざまなイベントで登場しました。
これに続いて2024年8月、関東拠点用車両として、東京都と神奈川県で運行する東急バスから譲渡された「2号車」を開発し、運用を開始。
2号車は東急バス車両のなかでも通称「ワンロマ車」と呼ばれる、路線バスと高速路線バス、貸切車としても運行が可能な特別な車両(三菱ふそう「エアロスター」)を用いました。
この車両をベースに、バスの最後部にある「サロン席」をモチーフにしたコの字型のサウナスペース「サロンサウナ」を設置。利用者が会話をしながら窓からの景色を楽しむことが可能で、中央のテーブルでは積み木ゲームなどを用意し自由に遊ぶこともできます。
さらに、定員2名程度で個室感覚で入れる「優先席サウナ」も設置。この優先席サウナでは1人利用時には寝転がることができ、イベント時にはウィスキング(北欧由来のリラクゼーショントリートメント)をすることも可能です。
東急バスのカラーを活かし、東急バスと連携して長野県、栃木県、群馬県、静岡県など関東近辺で活躍しています。
そして今回の3号車では、静岡県の静鉄バスが運行していた路線バスの車両を採用。
従来の1・2号車では、通常のバスモチーフとしており、塗装も元の事業者のカラーリングとなっていましたが、3号車では静岡の名産である「お茶」をテーマに製作。
茶畑をイメージしたサウナ室で、富士山や茶畑など、静岡ならではの景色をサウナとともにゆったり楽しめる空間を目指すといいます。
車両の完成は2025年夏頃を予定しているとしており、3号車の製作背景や運営方法については、完成後改めて発表される予定です。
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