キャデラック“新型SUV”「リリック」発表! 旧車デザインが超カッコイイ!500馬力超え&全長5m超えの「新モデル」ついに日本上陸

2025年3月5日、ゼネラルモーターズジャパンは、キャデラック初のEV新型「リリック」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか

キャデラック新型「リリック」日本上陸!

 2025年3月5日、ゼネラルモーターズジャパンは、キャデラック初のEV新型「リリック」を発表しました。

旧いキャデラックのデザインもしっかり引き継がれている
旧いキャデラックのデザインもしっかり引き継がれている

 120年以上の歴史を誇るキャデラック。そんな歴史あるメーカーが送り出す新型リリックについて同社は「新時代のラグジュアリーと独自性を追求し、排気ガスゼロを実現するために生まれた、ブランドの未来を切り拓く重要なモデル」としています。

 すでに2023年からアメリカでの展開が行われており、現地で92件の特許を取得、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、そして細部に至るまで緻密に作り込まれたデザインを融合させ、“ラグジュアリーカー”の新たなスタンダードを確立。

 また、ドイツのラグジュアリーカー・オブ・ザ・イヤーではアメリカ車で初の受賞を果たすなど、世界で高い評価を受けています。

今回、そんな新型リリックの“右ハンドル”モデル(日本仕様)が発表されました。

ボディサイズは、全長4995mm×全幅1985mm×全高1640mmの堂々としたサイズ感。ホイールベースは3085mmとかなり長く取られています。

 エクステリアは、流麗なサイドシルエット、ルーフラインや流れるようなAピラーとウエストライン、ロングホイールベースによる優美で圧倒的なプロポーションを実現。

 古いキャデラックのヘリテージを受け継ぐ、新世代のキャデラックデザイン言語を採用したフロントフェイスでは、ブラックのクリスタルシールドの中央に位置するクリアタイプのキャデラッククレストが、新世代の電気自動車であることを印象付けています。

 リアでは、1967年型の「エルドラド」のオマージュとしてデザインされたテールランプを採用するなど、往年のキャデラックを彷彿とさせるデザインが施されています。

 インテリアでは、洗練されたシンプルかつダイナミックな造形を実現。ドライバーの正面には、湾曲型にデザインされた 33インチアドバンスドカラーLEDディスプレイや、宙に 浮いているかのようなセンターコンソール、リアルなウッドパネルが上質さと未来的な印象を創出しています。

 そしてドアパネルには、業界初のレーザーエッチングバックライトを配してきらめくような光の動きを生み出す「KOMOREBI (こもれび)」が、キャビン全体に温かみのある空間を演出しています。

 シートには、ロングドライブでも快適に過ごせる新開発の高密度フォームを採用、レザーに代わる動物由来ではないサステナブルな素材 「Inteluxe (インタラックス)」を標準装備しています。

 電動化されたことで生まれたスペースは、クラス最高レベルの広さの後席のレッグルームをはじめ、電動開閉式のテールゲートを備えたラゲージスペースは通常793リッター、最大 1722リッターの大容量を誇ります。

 パワートレインは、フロントに最高出力231馬力・最大トルク309Nmのモーターを、リヤに最高出力327馬力・最大トルク315Nmのモーターを搭載するデュアルモーター4WDのe AWDシステム。システム最高出力は522馬力、システム最大トルクは610Nm、0-100km/h加速は5.5秒に達します。

 組み合わされるバッテリーの容量は、95.7kWh。最大航続距離は510kmです。

 また、前後モーターを独立して制御することで、4種類のドライブモード(ツアー、スポーツ、スノー/アイス、マイモード)に準じたトラクションと安定性を確保しています。

 新型リリックは、全く新しい電気自動車専用のプラットフォームを採用しており、出力タイプを選択できるドライビングモーターなど、電力の変換や制御、供給を統合したパワーエレクトロニクスとバッテリーセルを組み合わせた独自のモジュラーシステムで構成されます。

 車両の下部に沿って路面と水平に配置されたバッテリーを、前後のタイヤ間に収めることで低重心による安定性の向上と構造上の強度を確保。前後重量配分も理想値といわれる 50:50を実現しています。

 先進安全装備には、“事故ゼロ”を目指した革新的な安全技術が搭載されています。

 高度なレーダーやカメラ、超音波センサー技術を活用し、周囲の交通を感知及び監視。アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストなどの運転支援システムと連動して、あらゆるシーンで事故リスクの低減に貢献。

 また、20km/h以下で走行中、歩行者や自転車に車両の接近を知らせる車両接近通報装置は、感情に響くように設計された長音と完全五度の音程とオーストラリア古代楽器「ディジュリドゥ」の音を組み合わせた、人間味のある豊かで心地よい独自の警告音を開発し、導入しています。

 価格(消費税込)は、1100万円から。2025年3月8日に販売を開始しており、実際のデリバリーは2025年5月を予定しています。

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