夢の「圏央道直結」アクセス!? 八王子の新たな東西軸「北西部幹線道路」延伸へ着手 「高速空白地帯」つなぐ念願の都市計画道路
東京都は2025年2月28日、八王子市内を東西につなぐ「北西部幹線道路」の新規工区に事業着手すると発表しました。
新たな東西軸 さらに延伸着手
東京都は2025年2月28日、八王子市内を東西につなぐ「北西部幹線道路」の新規工区に事業着手すると発表しました。

北西部幹線道路は、中央道・八王子ICと圏央道・八王子西ICをむすぶ、約8.8kmの計画道路です。
全通すれば、昔ながらの生活道路の多い八王子市郊外において、貴重な東西軸の役割を果たします。
まずは圏央道「八王子西IC」のアクセス道路として、約400mが先行開通済み。2007年に圏央道とともに八王子西ICが開通したあと、長らく「不便なIC」のひとつとして課題になっていましたが、順次東へ事業着手していき、今回事業着手したのは3工区目です。
「西寺方町工区」と名づけられた本区間は、延長1570m。浅川の北岸に沿って、秋川街道へ直結します。都市計画幅22mの2車線道路で、両側に自歩道を整備。同時に電線等を地中化し、災害時の機動性を高めます。
完成すれば、楢原地区をはじめ八王子市街北側の高速道路アクセスが強化されます。これまで中央道の八王子ICも遠く、圏央道もまともな道路がほぼ皆無な状況が、ようやく解消を迎えます。
なおこの区間だけでなく、八王子ICまでの「北西部幹線道路」全体が、2025年度までの10か年計画「第四次事業化路線」において事業着手すべき「優先整備路線」に指定されています。八王子IC側でも500mが開通して400mが事業中。ついに計画最終年度を迎えたいま、悲願の東西軸はいまだ一部区間ながらも、整備に向けた具体的な動きが活発化しています。
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