マツダ「新型4ドアセダン」国内導入はいつ!? FRレイアウト×全長4.9m“流麗”ボディ採用! 超“静音”仕様の新たな欧州向けフラッグシップモデル「MAZDA6e」とは

日本仕様は「ジャパンモビリティショー2025」に現れる!?

 気になるのが、これまでマツダ6を製造していたマツダ防府工場(山口県)生産となるのか、それとも中国で製造するEZ-6/マツダ6eを日本仕向けに適合して輸入するのかという点です。

豪華なインテリアはフラッグシップSUV「CX-60/CX-80」との共通性も
豪華なインテリアはフラッグシップSUV「CX-60/CX-80」との共通性も

 輸入車となれば、輸送や関税、為替の影響など余計にコストがかかることもあり、ラージクラスSUV「CX-60」や「CX-80」のような500~700万円クラスの高額車となることは覚悟しなければなりません。

 ただ新型マツダ6は、おもいきり高級路線に振ってしまうのが良いと筆者は考えます。

 マツダによると、2002年の初代アテンザから始まり22年間続いたマツダ6は、国内累計22万台以上(2023年12月まで)を販売してきたとのこと。

 そんなマツダの名門モデルであるマツダ6ですが、市場の需要がSUVへ変動したことで、最終的には年間2000台程度にまで落ち込んでいました。

 最新のモデルに生まれ変わっても、大型セダンであるマツダ6eは、残念ながら日本での需要はそれほど望めません。

 となれば、少ない需要に合わせおもいきり優雅なフラッグシップセダンとして少数生産車とする道に活路があるように思うのです。

 パワートレインは、BEV、PHEVに加えて、ディーゼル車とディーゼルハイブリッド車まで展開させるとすれば、先行するCX-60/CX-80と共通のFRプラットフォームをベースにした独自モデルとなる可能性もないとは言い切れません。

 ただ実際のところ、EZ-6/マツダ6eを日本向けに導入するほうが現実的な落としどころかもしれません。

※ ※ ※

 欧州向けのマツダ6eは、今夏に欧州での発売を予定しています。

 ジャパンモビリティショー2025は10月30日からの開催ですが、予想通りマツダから新型フラッグシップセダンが登場するのか、その場合、どのような姿や名称で登場するのか、今後の展開が非常に楽しみです。

【画像】「えっ…!」これがマツダ「新型4ドアセダン」です!(30枚以上)

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Writer: 吉川 賢一

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

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