軽「MTミライース」や300馬力超え「RAV4 PHV」登場!? 公道を駆け抜ける「ラリー三河湾」が凄い! 去年は5.5億円の経済効果も!
全日本ラリー2025年シリーズの開幕戦「RALLY三河湾2025」が2025年2月28日~3月2日に愛知県で開催されます。
軽自動車やSUVなどが参戦する全日本ラリー! 開幕戦・三河湾はどんな感じ?
2025年2月28日~3月2日に愛知県で開催される「全日本ラリー選手権 第1戦 RALLY三河湾2025」。
全日本ラリーの2025年シリーズの開幕戦となりますが、どのようなカタチで開催されるのでしょうか。

全日本ラリーは、日本におけるラリー競技の最高峰となり、約15カ所の競技区間(SS・スペシャルステージ)を走ります。
競技カテゴリーとしては、駆動方式や排気量などでクラス分けられ、軽自動車からコンパクトカー、SUVと言った様々なボディタイプ。
ガソリン車やハイブリッド車、プラグインハイブリッド車などパワートレインも多様なのも特徴です。
そんな全日本ラリーの開幕戦となるRALLY三河湾2025は、愛知県蒲郡市、岡崎市、豊川市、幸田町周辺で行われ、約20年続いた「RALLY新城」を受け継ぐカタチで2024年に初開催。
第1回となった2024年は3日間で約5.5億円の経済効果を開催地にもたらすなど、街おこしとしても期待されています。
今回2回目の開催となるRALLY三河湾2025について、大会長を務める蒲郡市の鈴木寿明市長は次のように話しています。
「昨年20年にわたるえ歴史を紡いできた新城ラリーを受け継ぐ形で蒲郡市中心にRALLY三河湾を開催することができました。
海と山に囲まれたこのロケーションを活かして、モータースポーツを支えていくとして開催を表明させていただきました。
この海を走る、そして山を走るその姿を市民の皆様がこの楽しんでいただくことによって、このモータースポーツという文化を育っていきたいなと思っています。
また初めてラリーを見られる人も多いかと思います。間近にラリー車が走る感じとか、そういったそのラリーの楽しさ、魅力を伝えていきたいなと思っています。
この取り組みをすることにより、企業の皆様、団体の皆様と一緒になって力を合わせて、地域振興や地域の発展にも繋がることを願っております」

今回のRALLY三河湾2025では、様々な選手参加しています。
全日本ラリーで度々優勝しているベテラン勢の勝田範彦選手(TOYOTA GAZOO Racing)や新井敏弘選手(SUBARU TEAM ARAI)も参戦。
全日本ラリー選手権のサブカテゴリーに位置し、RALLY三河湾2024で初めて開催された「モリゾウチャレンジカップ」には、アルピーヌF1リザーブの平川亮選手の妹となる平川真子選手なども参戦しています。
また参戦車両も多様なラインナップです。
生活の足として使われることも多い軽自動車では、ダイハツ「ミライース」が2台参戦。
1台(赤い個体)はダイハツ(D-SPORT)の相原泰祐選手が、もう1台(黒い個体)は自動車ジャーナリストの国沢光宏氏がドライバーです。
それぞれの特徴について相原泰祐選手は次のように話しています。
「赤い個体は、以前からラリーチャレンジに参戦している個体を進化させています。
主にバンパー形状や前後のエアダクトによりダウンフォースを効かせる仕様にしました。
また国沢さんの黒い個体は、赤い個体よりもパワーを上げていますので、『ダウンフォースのD-SPORT号、パワーの国沢号』と考えています」
その他、トヨタからは「ヤリス」「ヴィッツ」「アクア」「86」「RAV4」「ハイエース」、GRからは「GR86」「GRヤリス」さらに「GRヤリスラリー2」も。
その他、スズキ「スイフト」「スイフトスポーツ」、マツダ「マツダ2(デミオ)」、日産「マーチ」、ホンダ「CR-Z」などが参戦しています。
今回のRALLY三河湾2025では、RAV4 PHVが参戦するなど大きなSUVながらPHVの力強い加速でどのような走りを見せるのか注目です。
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