KTM新型「アドベンチャーモデル」発表! 斬新「8眼ライト」搭載の新フェイス! ラリー直系の走破性で“めちゃ”楽しそうな「390 ADVENTURE R」オーストリアで登場!
KTMは2025年1月31日、新型「390 Adventure R」を発表しました。このモデルは2024年のEICMAで初公開され、ラリー直系の技術を受け継いだアドベンチャーバイクとして注目されています。
クラス以上の装備を搭載した本格派
KTMは2025年1月31日、新型「390 Adventure R」を発表しました。
このモデルは2024年のEICMAで初公開され、新たなスタイリングと扱い易いライトウエイトなアドベンチャーバイクとして注目されています。一体どのような特徴があるのでしょうか。

390 Adventure Rは、過酷なオフロード走行を想定しつつ、舗装路での快適性も両立した軽量アドベンチャーバイクです。
2025年モデルは、KTMのラリー競技用マシンの技術を取り入れ、本格的なオフロード性能を追求しています。アグレッシブなデザインと高い耐久性を兼ね備えています。
外観で特に目を引くのは、大型のAdventureシリーズからインスピレーションを得た、縦型2眼LEDヘッドライトです。さらに、その周りには4つのデイライトウィンカー、フロントフォークには2つのフォグライトを備え、計8つの超高純度LEDライトが優れた視認性を実現します。
スリムなウィンドシールドは、ライダーの動きを妨げない設計で、燃料タンクも難所での姿勢制御を考慮して配置されています。さらに、ハンドガードや頑丈なスキッドプレートが装備され、オフロード走行中の保護性能も万全です。
コックピットには、視認性に優れた高解像度の5インチTFTディスプレイを搭載、また「KTM connect」によるスマホ連携機能を搭載し、ナビゲーションや音楽再生が可能で、USB-Cポートも標準装備されています。
足回りには、21インチのフロントホイールと18インチのリアホイールを装備。オフロードに最適なタイヤと調整可能なWP製サスペンションにより、悪路での走破性が向上しています。
パワーユニットは、EURO5.2基準に適合した新開発の399cc水冷4ストローク単気筒「LC4cエンジン」を搭載。改良されたギアボックスと最適化されたシリンダーヘッドを採用し、アシスト&スリッパークラッチを組み合わせ、スムーズな加速とトルクフルな走行を実現しています。
電子制御面では、オフロードモードを搭載。ABSの調整により、未舗装道路でも安定した走行が可能です。
カラーリングは、KTMのレーシングDNAを反映した特徴的なカラーリングが施されています。オレンジを基調としてホワイトとブラックのアクセントを加えたアグレッシブなデザインが印象的です。
2025年モデルの390 Adventure Rの車両価格(消費税込)は、8099ユーロ(約130万円)から。
日本での発売情報は未定ですが、普通二輪免許で乗ることができる、導入が待ち遠しいモデルです。ラリーの伝統を受け継いだデザインと高性能を兼ね備えた390 Adventure Rは、オフロード走行を楽しむライダーにとって理想的な相棒となるでしょう。
また、「390 Adventure X」も同時に発売されました。こちらは390 Adventure Rよりも安価ですが、KTMのこだわりを感じられるスタンダードモデルです。
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■主要諸元
・最低地上高:272mm
・シート高:870mm
・車両重量:165kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
・総排気量:399cc
・最高出力:33kW
・最大トルク:39N・m
・燃料消費率:3.4L/100km
・燃料タンク容量:14L
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