トヨタ新「“すごい”GRヤリス」公開! 超高性能“エアロ”採用の「コンパクトスポーツカー」! ド迫力の「エアロパッケージ」に込められた工夫の数々とは
東京オートサロン2025にTOYOTA GAZOO Racingは、エアロパーツを装着したコンセプトモデル、GRヤリス エアロパッケージを出展しました。関係者にそのポイントを聞いてみましょう。
空気を味方につけて
TOYOTA GAZOO Racingは、カスタムカーイベント「東京オートサロン2025」にエアロパーツを装着した新たなコンセプトモデル「GRヤリス エアロパッケージ」を出展しました。関係者にそのポイントを聞いてみました。

このコンセプトモデルは、モータースポーツやサーキット評価の現場で出た課題のひとつひとつに向き合い、プロドライバーとともに目標とする性能に一切の妥協を許さず開発し続けているエアロパーツを搭載。
走行シーンに合わせて角度が調整できる“可変式リヤウィング”など、計6点のパーツを搭載し、空力性能・操縦安定性を追求すると同時に、デザイン面でも目を引く存在感を発揮しています。
ある関係者はこのプロトタイプの目指したことについて、「GRのビジョンとして、もっと良いクルマを出し続けるということがあります。GRヤリスも世の中に出して、ご好評、お褒めの言葉もいただいていますが、まだまだ改善点もあります。そういったところをより速くする、より良くするという視点でやっているのです」と説明します。
このコンセプトモデルでは、「ブレーキのスネーキングなどの状況を極力抑えたいというポイントがありました」といいます。
例えば本格フルコースのサーキットのホームストレートからフルブレーキングすると、ドライバーによってはリアが少し安定しない場合もあるようです。そういった際に、「もう少しリアの接地感を上げるために、リヤウィングを装着することで効果が分かりやすく出ています」。
その結果、コーナリングパワーも上がりますので、そういったことも複合的に狙っているようです。
ただし、サーキットの場合はコーナーばかりでなくストレートもあります。したがって、「当然スポイラーは抵抗にもなりますので、様々なシーンを複合的に全て見てトータルでバランスを取っています」とのことでした。
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