「圏央成田IC」爆誕へ!? 空港「新直結ルート」圏央道の“未開通区間”に設置! 2か所の「新IC」名称がついに発表
国土交通省とNEXCO東日本は2025年1月24日、千葉県内で整備が進む圏央道(松尾横芝IC~大栄JCT)について、新設される2か所のIC名称を発表しました。
新ICは2か所 その名称がついに決定
国土交通省とNEXCO東日本は2025年1月24日、千葉県内で整備が進む圏央道(松尾横芝IC~大栄JCT)について、新設される2か所のIC名称を発表しました。

圏央道は千葉・茨城・埼玉・東京・神奈川をぐるりと郊外でつなぐ、全300kmの環状高速道路です。
ほぼ全通に近い状況ですが、そのなかで今だに未開通なのが、藤沢~横浜の「神奈川区間」と、松尾横芝~大栄の「千葉区間」です。
松尾横芝~大栄は約18km。アクアラインや房総半島南部方面から成田空港や埼玉方面へ行こうとしても、ここがつながっていないので、圏央道南部分は「銚子連絡道路の一部」のような中途半端な存在になっています。
この未開通区間には、2か所の新ICが設けられる予定。ひとつは芝山町・多古町の境界付近で国道296号に接続する「国道296号IC(仮)」と、空港東側で県道44号に接続する「成田小見川鹿島港線IC(仮)」です。
今回、その正式名称が決定し、発表されました。
●多古IC(たこ)
国道296号に接続し、芝山千代田エリアや富里市、多古町からの圏央道アクセスが至便になります。
名称は、所在地である「多古町」から採用されたとしています。
●圏央成田IC
県道44号に接続します。この県道は成田空港滑走路の地下を東西に貫く珍しい道路で、空港関連施設や旧栗源町エリアなどの圏央道アクセスが至便になります。
名称は、所在地である「成田市」から採用されましたが、東関東道(新空港道)にすでに「成田スマートIC」があるため、路線名を冠したとしています。
これら新ICを含む未開通区間は、2026年度開通見込み。なお、北側である大栄~圏央成田~多古については「1年程度前倒し」をめざしているとしています。
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