ホンダの「斬新SUV」注目度高し!? モダンだけど、どこかレトロ…「0 SUV」実車展示された! 英国での反響を公開

イギリス グッドウッドで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に、ホンダは今年も参加しました。展示ブースにあった「0 SUV」を見たユーザーの声を紹介する動画も公開されています。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに展示された「0 SUV」。現地での反響は?

 2025年7月にイギリス グッドウッドで開催されたモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」。

 そこでホンダは新たなモデルとなる「0 SUV」を展示しました。

 その後、8月7日にホンダは公式YouTubeにて現地の様子を伝える動画を公開しています。

 ユーザーからはどのような反響があったんでしょうか。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに展示された「0 SUV」。現地での反響は?
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに展示された「0 SUV」。現地での反響は?

 0 SUVは、2025年1月に米国ラスベガスで開催されたCES 2025において、2026年から市場投入を開始する次世代EVシリーズ「Honda 0(ゼロ)」のひとつです。

 Honda 0シリーズにはいくつかのラインナップがありますが、現在その存在が明かされているのは「Honda 0 SALOON(サルーン)」と「Honda 0 SUV」となっています。

 なおCES2025では、同時にHonda 0シリーズに搭載される独自のビークルOS「ASIMO OS(アシモ オーエス)」も発表されています。

 このOSの名前は、ホンダが2000年に発表し、世界中で愛されたヒューマノイドロボット「ASIMO」から取られています。

 ASIMOの開発を通じて培われた外界認識技術や自律行動制御技術などのロボティクス技術を、先進知能化技術と融合させることで、ホンダ独自のソフトウェアデファインドビークル(SDV)の価値を提供することを目指しています。

 ASIMO OSは、自動運転(AD)/先進運転支援システム(ADAS)や車載インフォテイメント(IVI)などのクルマのシステムを制御するECU(Electronic Control Unit)を統合的にコントロールするソフトウェアプラットフォームとして機能します。

 このOSを基盤として、OTA(Over The Air)を通じたソフトウェアのアップデートにより、ユーザーひとりひとりの嗜好やニーズに合わせて機能やサービスを進化させていくことが可能です。

 そんな最先端技術と未来志向のデザインが注目を集めるHonda 0シリーズ。

 今回グッドウッドに展示された0 SUVは、Honda 0シリーズの第1弾として登場予定の中型SUVです。

 このデザインは、先立って公開された「SPACE-HUB(スペース ハブ)」のコンセプトを踏襲。

 具体的には「Thin, Light, and Wise.(薄い、軽い、賢い)」という開発アプローチにより、広々とした居住空間と開放的な視界を実現しています。

 実際に大型ガラスルーフによる開放感とあわせて、従来にはない新たな空間価値を与えます。

 AD技術はホンダが2021年に「レジェンド」で世界で初めて実用化した自動運転レベル3(アイズオフ)技術「Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)」を採用。

 当初はまず高速道路での渋滞時アイズオフからスタートし、OTAによる機能アップデートで適用範囲を拡大していく予定です。

 また運転席には、従来の丸いステアリングホイールとは異なる「操縦桿」風の異形ハンドルを採用。

 AD技術を支える電子ステアリング「ステア・バイ・ワイア」が採用されているようです。

 このような特徴を持つ0 SUVですが、実車を見たユーザーから「まるで宇宙船のようだ」「動いていなくても速そうに見える」「モダンだけど、どこかレトロな魂も感じる」「洗練されたデザインですよね」といった感想が寄せられ、そのデザインが強い印象を残しています。

 また「ガラス屋根と室内の開放感が気に入った」「家族向けの週末ドライブにぴったり」といった声も聞かれました。

※ ※ ※

 今後、Honda 0シリーズは「Honda 0 SUV」が2026年前半に北米市場へ投入。

 その後「Honda 0 SALOON」も2026年中に北米市場へ投入される予定です。

 そして、日本や欧州などグローバルへの展開も予定されています。

Honda 0 Series|Honda 0 SUV Voices of Goodwood

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Writer: くるまのニュース編集部

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