名神・新名神も!? 広がる「ETC専用化」の大波…2月から「一挙32か所」で新たに設定へ「非搭載車は利用できません」「逆走しないでください」NEXCOが注意喚起
NEXCO西日本の高速道路で、新たに32か所の料金所が「ETC専用」に変更されることとなりました。そのなかには、名神や新名神など、主要路線にある料金所も含まれています。
名二環は11か所
NEXCO西日本の高速道路で、新たに32か所の料金所が「ETC専用」に変更されることとなりました。
そのなかには、名神や新名神など、主要路線にある料金所も含まれています。
料金所のETC専用化については、国や高速道路各社が2020年にロードマップを策定。2030年をめどに地方部を含めてETC専用化を概成させる方針を打ち出しています。つまり、将来的には「全料金所がETC専用」をめざすべく動いているのです。
NEXCO西日本では昨年12月13日に、ETC専用化の対象料金所を発表。2025年2月20日から順次、四国・関西・九州エリアで新運用を開始していくとしています。
そして今回、一挙に32か所もの料金所でETC専用化を実施することになりました。
今回の対象料金所には、高松道の高松市内、名神の大津IC、第二京阪の鴨川西本線料金所、松山道の新居浜ICなどをはじめ、各都市部の料金所も含まれています。
もちろんいつかはどの料金所もETC専用化を免れないのですが、一度に発表された対象料金所としては例を見ない大規模なケースになります。
なお、ETC専用ICについては「ETC車載器を搭載していない車両のご利用はできません」と明記されています。
うっかり未搭載車で入ってしまった場合、「ETC/サポート」という表示のあるレーンへ進むことになります。インターホンなどで係員の指示に従うことになりますが、レーンに現金収受マシンが搭載されていて、そこで精算もできるといいます。
未搭載車の中には、出入りしたいICがETC専用だということに気づいて「まずい!ここは通れない」とパニックを起こすドライバーも想定されます。
高速道路各社は「逆走・バックは危険ですので絶対にしないでください」と注意を呼びかけています。
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天下り道路会社ってロクなもんじゃねえな。