ホンダ新型「プレリュード」今年発売! 約25年ぶり復活! 2ドアクーペ×斬新シフト採用で何が凄い? “スペシャリティクーペ”動画も公開! 乗った印象は? 期待高まる
ホンダは2025年に新型「プレリュード」を発売します。先行してどのような情報が公開されているのでしょうか。
乗るとどう? 新型「プレリュード」
2024年12月に新たな情報や動画が公開され、再び注目が集まっているホンダの新型「プレリュード」。
新たに「2025年に発売」ということも明かされ、益々ユーザーからの関心が高まっています。
現在、どのような情報が出ているのでしょうか。
1978年11月にスポーティな2ドアフィックストクーペとして初代は登場しました。
その後、1982年11月に2代目、3代目は1987年4月にデビューします。
4代目は1991年9月に。そして1996年11月に5代目が登場しますが、2000年に生産終了、2001年に販売終了となり、約23年というプレリュードの歴史に一旦の幕を下ろしたのです。
それから23年経った2023年10月から11月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」にて、ホンダは新たなプレリュード(コンセプト)を世界初公開しました。
その際にホンダの三部敏宏社長は次のように述べています。
「皆さんがHondaに期待しているものが、もう一つあると思っています。
それは、スポーツモデルです。2022年4月の四輪電動ビジネス説明会の場でお話しした、スポーツモデルの一つ、スペシャリティスポーツモデルをお見せします。PRELUDE Conceptです。
Hondaは、いつの時代もスポーティーな車づくりに拘ってきました。PRELUDEという言葉は、『前奏曲・先駆け』を意味します。
このモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。
PRELUDE Conceptは、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。
Hondaだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」
ジャパンモビリティショー2023以降もプレリュードコンセプトは、世界中のモーターショーやイベントで展示。赤いボディカラーの個体もお披露目されました。
そして月日が流れ2024年12月にホンダは、まず「東京オートサロン2025」の概要にて、エアロパーツを装着したプレリュードプロトタイプのカスタマイズモデルを初公開すると予告。
さらにその数日後には、同社のハイブリッド「e:HEV」に搭載する次世代技術「Honda S+ Shift」を世界初公開しました。
また同時にS+ Shiftを体感するメディア向け試乗会も行われました。
まず新型プレリュード(プロトタイプ)の実車にはどのような特徴があるのでしょうか。
すでに外観は様々な場所でお披露目されていますが、今回は青いスタイリッシュなデザインを用いたカモフラージュが施されています。
そのため、細かな部分は分かりづらい状況でしたが、内装は初披露です。
まだコンセプトのため多くの部分は黒い布などで覆われていましたが、メーターやシフト部分、シートなどでは新たな要素を見ることが出来ます。
インパネやメーターは基本的にシビックのような印象です。
ただメーターの表示は異なっており、その特徴は3つの走行モード、「コンフォート」「GT」「スポーツ」を用意していること。
またボタン式シフトレバーには前述のS+ Shiftのモードを表す「S+」のボタンが備わっており、3つの走行モードそれぞれに対応しています。
シートも専用設計されており、スポーティな形状にブルーとグレーのステッチがあしらわれています。
後席に関しては2ドアクーペながら、成人男性が問題なく座れるなどそれなりの空間を確保していました。
なおシャシは「シビックタイプR」をベースにしているといい、そこに「シビックe:HEV」のユニットを上手く組み合わせているようです。
走り自体は、比較対象として乗り比べた「シビックe:HEV」よりも洗練されており、ペダルを踏み込むほど俊敏に反応している印象でした。
そこにS+ ShiftをオンにすることでまるでMT車を操作しているような楽しさを覚え、スペシャリティスポーツらしさを感じられます。
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