新社名は「ホッサン!?」 日産・ホンダに「経営統合」「持ち株会社設立」の報道相次ぐ! 三菱も合流? 何が起こる? 果たして「世界第3位の自動車グループ」は誕生するのか
2024年12月18日に日本経済のみならず世界経済にも影響する大きな話題が出てきました。それが日産とホンダ、さらに三菱が「経営統合に向けて協議を行う」「持ち株会社を設立」という報道です。現時点では3社とも「公式発表」ではないと言いますが、どうなるのでしょうか。
SNSでは新会社「ホッサン」がトレンド入り!
2024年12月18日未明にある報道社が「日産・三菱とホンダが経営統合に向けた競技に入る」と報道しました。
その後、18日明け方には各新聞・テレビも同様の報道を行い、この「3社に何らかの動きがあるのでは」と報じています。
対して、3社は公式の発表を行っていますがどのような内容なのでしょうか。
まずはそれぞれの発表内容は以下の通りです。
ーー日産ーー
本日の一部報道について
本日、当社と本田技研工業株式会社(以下「Honda」という。)、三菱自動車工業株式会社(以下「MMC」という。)が経営統合向けた協議に入るという一部報道がありましたが、本件は、当社が発表したものではありません。
本年3月及び8月に発表したとおり、当社とHonda 、MMCは、各社の強みを持ち合い、将来的な協業について、報道の内容を含め様々な検討を行っていますが、現在決まっていることはありません。
更新情報があれば、適切な時期に、ステークホルダーの皆様にお知らせします。
ーー三菱ーー
本日の一部報道について
本日、本田技研工業株式会社(以下「Honda」という。)と日産自動車株式会社(以下「日産自動車」という。)が経営統合に向けた協議に入り、将来的な当社の合流も視野にあるとの一部報道がありましたが、本件は、当社が発表したものではありません。
本年3月及び8月に発表したとおり、当社と日産自動車、Hondaは、各社の強みを持ち合い、将来的な協業について、報道の内容を含め様々な検討を行っていますが、現在決まっていることはありません。
更新情報があれば、適切な時期に、ステークホルダーの皆様にお知らせします。
ーーホンダーー
当社と日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社に関する一部報道について
本日、当社と日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社が経営統合に向けた協議に入るという一部報道がありましたが、本件は、当社が発表したものではありません。
本年3月及び8月に発表したとおり、当社と日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社は、 各社の強みを持ち合い、将来的な協業について報道の内容を含め様々な検討を行っていますが、 現時点で決定した事実はありません。
更新情報があれば、適切な時期に、ステークホルダーの皆様にお知らせします。
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基本的には3社とも同文で報道に関して「公式発表ではない」としています。
一方であるテレビ局が早朝にホンダの三部敏宏社長に直撃取材を行い、三部氏は「可能性はあると思う」と報道内容に否定はしません。
現在、各社が報道している内容のポイントは日産とホンダによる「経営統合の協議」、「持ち株会社の設立」、「その持ち株会社に三菱も合流」というものです。
こうした報道に背景には、3社のコメントにもある「協業の発表」に加えて、現在日産が置かれている経営状態があります。
さらに競争が激化している北米・中国での開発・販売においてもより深い協力体制の構築が急務となっていることも要因と言えます。
おそらく現時点では、3社による具体的な話は決まりきっていないと思われますが、近々には何らかの発表が行われる可能性は高いと言えそうです。
仮に3社の経営統合が現実となれば、世界販売台数においてトヨタグループ、フォルクスワーゲングループに続く、3位に位置するグループが誕生することになります。
※ ※ ※
SNSでは早くも新社名に関して大喜利状態となっており、一時期SNSのトレンドには「ホッサン」がランクイン。
それに対して「ホッサンだけはやめてくれ」という声も見受けられました。
その他「ニッホンダ」「ニンダ」「日産+本田=日本」などと命名する投稿もあり、様々な面で今後この3社はどのような動きを見せるのか、目が離せません。
1+1=1と言うこともあります。ひょっとしたら0.5かも
地元の栃木県はホンダもニッサンもあるため、雇用の問題は心配。しかしカーマニアとしてはニッサンのVCエンジンにホンダのVTECのヘッドが載る期待が大きい。