ホンダが“黒い”新型「シビック タイプR」世界初公開へ! 究極のピュアスポーツカー目指した「レーシング ブラックパッケージ」 オートサロン2025で披露し市販化へ!
ホンダは2025年1月に開催予定の「東京オートサロン2025」の概要を発表。初公開となる新たな「シビックタイプR レーシング ブラックパッケージ」とは、一体どのようなモデルになるのでしょうか。
新たな「“黒い”シビックタイプR」初公開へ!
2024年12月12日、ホンダは幕張メッセ(千葉県千葉市)で2025年1月10日から12日まで開催される「東京オートサロン2025」にブースを出展すると発表しました。
同時に発表された展示車両一覧の中には、市販化を控えているスポーツカー「シビックタイプR レーシング ブラックパッケージ」も含まれています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
東京オートサロン2025におけるホンダのブーステーマは「Honda SPORTS」。
創業以来ホンダが一貫して培ってきた「走りへの情熱」と「夢への挑戦」によって、同社が常にワクワクする製品を生み出し続けていることを表現しています。
そしてブースでは、この走りへの情熱を表現した様々なスポーツモデルが出展されますが、そのうちの1台が先述した新型シビックタイプR レーシング ブラックパッケージです。
「シビック」は1972年にデビューしたホンダ伝統のハッチバックで、セダンやクーペなど派生車も存在する人気モデル。
現行型は2021年9月から発売されている11代目にあたります。
標準モデルでもスポーティな走りが楽しめるモデルですが、6代目モデルからは、より高性能なエンジンや足回り、専用の内外装を搭載した高性能モデル「タイプR」を設定。
ホンダならではの硬派なスポーツカー好きから、熱い支持を受け続けています。
そんなシビックタイプRの現行モデル(FL5型)は、2022年9月に登場。
速さとドライビングプレジャーを両立する究極のピュアスポーツを目指し、メーカー自ら性能を極限まで磨き上げたモデルです。
エクステリアはローアンドワイドを強調し、大型化したグリル開口部とボディと一体化したリアフェンダーによってブレーキへの導風効率を向上。
連続走行時のブレーキ温度の上昇を抑えて、安定したブレーキ効力と耐フェード性を実現するなど、機能性を追求しつつ美しさを兼ね備えたデザインを実現しています。
インテリアには、専用スポーツシートやアルカンターラ素材のステアリング、アルミ削り出しシフトノブなどが装備され、ドライバーの高揚するスポーツマインドを演出。
搭載するパワーユニットは、先代と同じ「K20C」型2リッター直列4気筒VTECターボエンジンですが、より出力を向上させており、330馬力と420Nmのトルクを発揮します。
ブレーキフィーリングなども改良され、2ピースディスクのコントロール性能が向上しました。
さらに専用データロガーアプリ「Honda LogR」を車載ナビに搭載し、リアルタイムでクルマの機械的な運動情報を知ることができます。
今回ホンダから発表されたのは、このシビックタイプRに追加予定の新モデル「ブラックレーシングパッケージ」。
具体的な詳細や車両の画像などは明かされていませんが、その車名から予想するに、標準モデルでは赤かったレーシーなシートやトリム、カーペットなどのインテリアを変更し、上質な素材によって質感を高めた“より大人な”シビックタイプRが登場すると予想されます。
またホンダはブラックレーシングパッケージの発売時期について「2025年1月予定」と明言しており、そう遠くない未来に詳細が発表されることになるでしょう。
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ちなみに現行シビックタイプRの車両価格(消費税込)は、499万7300円。
決して安価とは言えませんが、ホンダならではの技術が満載された貴重な高性能スポーツカーとしては、非常にコストパフォーマンスが高いモデルとも考えられます。
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