ホンダの新型「SUV」2年ぶりに“国内”復活! ガソリン不要な“超スゴイ”システム搭載! 「お手ごろ」ガソリン車の追加はある!? 新「CR-V」に期待される「次なる一手」とは
2024年7月に発売となったホンダの新型「CR-V」。国内メーカー初のプラグイン機能をもつFCEV(燃料電池車)として話題ですが、海外向けには存在するVTECターボ車やハイブリッド車は導入されないのでしょうか。
FCEVがスゴイのはわかるけど…ほかのパワートレインは出ないの!?
通算6代目となるホンダの新型「CR-V e:FCEV」が話題です。
2024年7月に発売されたばかりのニューモデルで、一度の水素満タン充填で600km以上、内蔵バッテリーでも60km以上が走行できるという新しい燃料電池車(FCEV)ですが、ほかのパワートレインも用意して欲しいと願うユーザーは少なくないはず。
今後、FCEV以外の選択肢は用意されないのでしょうか。

新型CR-V e:FCEVは、日本の自動車メーカーが発売するモデルとしては初となる外部充電が可能なプラグイン機能を持った燃料電池車です。
充電に時間のかかるEV(電気自動車)とは違って、水素の充填時間はわずか2~3分。
長距離を移動する際は水素で、チョイノリならEVでというかたちは、少なくとも現時点においてはパワートレインのひとつの理想形といえます。
同じく燃料電池車である「クラウンセダンFCEV」は、一充填あたりの走行距離は約820km(トヨタ参考値)。
航続距離はクラウンセダンFCEVのほうが優れるものの、外部電源から充電するプラグイン機能はなく、内蔵バッテリーの電力で60kmは走ることができる新型CR-V e:FCEV のほうが、利便性は高いといえます。
ただFCEVを購入するとなると、水素ステーションが十分にあるのかは気になるところ。
次世代自動車振興センターによると、水素ステーションは2024年9月時点で、全国157箇所に設置されているようですが、やはり4大都市圏が中心となっています。
全国に3万か所弱あるガソリンスタンドや、2万か所を超えたEV充電スタンドと比べるとまだまだ希少です。
またFCEVは車両価格も高額です。
CR-V e:FCEVの消費税込み価格は809万円。「令和6年度CEV補助金」は上限255万円ですので、これを利用すれば実質550万円強にはなりますが、それでも超高額車です。
この値段を出すなら、他のSUVのほうが魅力的と思う人は少なくないでしょう。
来年日本にも新型CRV RSe:HEVが追加グレードとして発売されます😊