阪神高速「2年半の通行止め」ついに今週末終了!「奈良県民大歓喜」「気づけばあっという間」の声も!? 大阪の大動脈「14号松原線」大工事が完成

大阪市南部をつなぐ高速道路「阪神高速14号松原線」が、異例の長期通行止めを経て、2024年12月7日 朝5時に通行再開となります。

橋を丸ごと架け替え

 大阪市南部をつなぐ高速道路「阪神高速14号松原線」が、異例の長期通行止めを経て、いよいよ通行再開となります。
 
 通行再開は2024年12月7日 朝5時です。

阪神高速14号松原線の橋梁架け替え区間(画像:Google Earth)。
阪神高速14号松原線の橋梁架け替え区間(画像:Google Earth)。

 14号松原線は、天王寺方面から松原JCT方面へ直結し、近畿道・阪和道・西名阪道へ連絡する役割を果たします。しかし2022年6月1日から、大和川を渡る「喜連瓜破~三宅」の区間が通行止めになっています。

 通行止めの理由は、長居公園通をまたぐ高架橋桁の老朽化です。長居公園通は広い道路なので、2本の橋桁をヒンジでつなげて渡していました。しかし、そのつなぎ目が徐々に垂れ下がってきて「V字」状態に近づいてきました。

 あまりに垂れ下がると、阪神高速の通行にも影響が出そうなので、橋桁を丸ごと架け替えることになったのです。新しい橋桁は、現代の技術で実現した「1本の長い橋桁」を渡すので、垂れ下がることはありません。

 ことし3月には撤去が一段落して、長居公園通の上空には何もなくなり、青空が広がりました。そこから新たな橋桁を架設する工事が進められてきました。

 通行止めの予定期間は、当初は「2025年3月まで」でした。しかし工事がスムーズに進んだため、3か月前倒して12月7日に通行再開にこぎつけた形です。

 2年半におよんだ通行止めがいよいよ終わり、ふたたび「大阪市街~大阪府南部・奈良方面」が直結されることとなりました。

 なお、松原線の分断にともなって「大和川線ルート」「東大阪線ルート」などの迂回料金調整が行われていましたが、通行再開にともない終了します。

 ネット上では待ちに待った通行再開に「奈良県民大歓喜」「ようやく近畿道と東大阪線の渋滞が解消しますね」「これは嬉しい! 通るのが楽しみです」と喜びの声が。

 また「松原線の通行止め、始まる前は長いなぁ…って思ってたけど、何か気がついたらあっと言う間に2年経った気がする」という感慨深げなコメントも見られました。

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1件のコメント

  1. 確か初秋には12月下旬と発表されて「お、年内に再開通か」と喜んでいたら12月7日に繰り上げされていて、
    物流関係の知人は「お歳暮の最後のピーク日の10日頃に間に合ったので助かる」と言っていました。
    大きな事故もなく早期に工事完了させた近隣住民を含む関係者に感謝です。

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