トヨタ新型「“背高”商用バン」に“反響”多数! 全長4.4m級の「ちょうどイイサイズ」で“怖くない”顔に「欲しい」の声も! 販売好調の欧州モデル「プロエースシティ」日本導入の可能性は!?
トヨタのポーランド法人は2024年11月8日、小型モデル「プロエースシティ」が好調な販売だと発表しました。日本未導入のモデルですが、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
日本の商用バンにない「EV版」ならアリ!?
2024年11月8日、トヨタのポーランド法人は商用車「トヨタプロフェッショナル」シリーズの販売が、10か月連続で好調だと発表しました。なかでも「プロエースシティ」は、ポーランドの商用車販売ランキングにおいて1月から10月までの総登録台数で2位を獲得したといい、好調な売れゆきとなっています。
そんな欧州モデルに対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。
プロエースシティは、トヨタの欧州部門で販売されるスライドドア付き商用バンとして人気を集めているモデルです。
商用モデルのほか、乗用仕様のハイトワゴン・3列シートミニバン仕様も用意され、「プロエースシティ ヴァーソ」の車名で売られています。
欧州で提携を結ぶステランティスグループから供給を受けるOEMモデルで、日本でも販売されるプジョー「リフター」/シトロエン「ベルランゴ」などの兄弟車です。
ボディサイズは、ショートホイールベース版(L1)が全長4403mm×全幅1848mm×全高1796-1825mm、ホイールベース2785mmで、ロングホイールベース版(L2)が全長4753mm×全幅1848mm×全高1812-1820mm、ホイールベース2975mmです。
なおプロエースシティ ヴァーソのL2版には、3列シート仕様もラインナップされます。
2019年より販売を開始し、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどのほか、2021年にはBEV(バッテリーEV:電気自動車)の「プロエースシティ Electric(エレクトリック)」も追加されました。
2023年11月にマイナーチェンジモデルが発表され、2024年より欧州各地で順次導入が始まっています。
エクステリアデザインは、すっきりしたデザインの斬新なフロントマスクに生まれ変わったほか、室内もステアリングホイールデザインを一新しました。
またフルデジタルディスプレイや統合ナビゲーションを備えたインフォテインメントシステムなど最新の車載機能が搭載され、コネクティッド機能も全車種に搭載可能です。
さらにプロエースシティ Electricの最新モデルでは、バッテリー技術によりクラストップの航続距離330kmに向上し、これまでのモデルよりも50km増加しました。
そんなプロエースシティはポーランドで、2024年の10か月で前年比16.2%増となる5596台を販売し、同セグメントにおいて32%のシェアを有しているといいます。
なお5596台のうち乗用車仕様のプロエースシティ ヴァーソの販売台数は2519台で、商用のみならずワゴン・ミニバンモデルの需要が少なくないことがわかります。
そんな欧州専用モデルのプロエースシティに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「サイズがちょうど良いのよね」「(国内向け商用バンの)タウンエースもう古いからこっちにして」など、新型商用車として国内にも欲しいとの声でした。
デザインについても「さっぱりした顔は貴重」「最近良く見る怖い顔じゃないのが好感」「箱型デザインで使いやすそう」など好印象のようです。
「日本には来ないだろうなあ」という意見が大勢を占めるなか「EV版ならカニバラない(共食いしない)」との声もあり、一縷の望みを託す意見もあるようでした。
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