外環道「東名~湾岸」延伸計画はどうなった? 夢の「第三京浜直結」も!? 超便利な環状ルート「最後の1区間」がなかなか進展しない「最大の理由」とは
都心郊外をぐるりと回る高速道路「外環道」。関越道~東名高速からさらに延伸して、首都高湾岸線までつながる計画があります。どこまで話が進んでいるのでしょうか。
ぐるり都心郊外の「環状バイパス」
都心郊外をぐるりと回る高速道路「外環道」が、関越道からさらに南下して、中央道と東名高速まで接続するべく、工事中となっています。
ところで、外環道は最終的に、そこからさらに延伸して、首都高湾岸線までつながる計画です。
完成すればどれだけ便利になるのでしょうか。また話はどこまで進んでいるのでしょうか。
外環道は1992年に、最初の区間である「和光IC~三郷JCT」が開通。1年半後に大泉JCTまで延伸し、関越道~東北道~常磐道をつなぐ埼玉区間が完成しました。
そこから首都高湾岸線・東関東道の「高谷JCT」までつながるのは、四半世紀が経過した2018年のこと。反対側では大泉JCTから東名JCTまでの工事が行われていますが、ペースが遅く、まだ開通めどは立っていません。
さて、気になる「最終工区」である、その先の「東名~湾岸」工区はどうなっているのでしょうか。
大まかなルートは、多摩川に沿って南東へ向きを変え、羽田空港もしくは東京湾アクアラインへ直結するようなものになります。
都内で宙ぶらりんな存在になっている有料道路「第三京浜」も、高速道路ネットワークに組み込まれることとなり、首都圏北部から横浜方面へ「信号ゼロ」ルートを提供します。
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