運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない”蛮行”発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
2024年11月21日-24日に愛知県・岐阜県で「ラリージャパン2024」開催されています。その3日目となる23日に異例の事態が起きました。何があったのでしょうか。
ラリージャパン2024にて、一般車が「検問突破」何があった?
世界最高峰のラリー競技となるWRC(世界ラリー選手権)の2024年最終戦が11月21日-24日に愛知県・岐阜県で開催されています。
そんな世界が注目するWRCにて、異例の事態が起きました。何があったのでしょうか。
2022年から愛知県・岐阜県を跨いで開催される「ラリージャパン」。2023年からは自治体が中心となって運営されています。
2024年は3回目の開催ということで、運営面のカイゼンや地元の盛り上げりも年々高まっています。
そうしたなかで、デイ3となる23日に実施した SS12恵那 SSにおいて、上位クラスのRally1における成績順下位からスタートしていましたが、最後の2人(トヨタ・エバンス選手、ヒョンデ・タナック選手)というところで突如として競技が中段していたのです。
その理由として、一次情報では「一般車両が検問を突破し交通規制エリア内に進入したことによりSS12がキャンセル」ということが明らかになっていました。
この件は、SNSでも一般ユーザーが投稿し、「一般車が競技を止めている」、「昆虫保護団体がラリー競技への抗議でコースに侵入した」という内容が飛び変わっていました。
そうしたなかで、ラリージャパン 2024 実行委員会は以下の形で詳細を発表。
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◆事案の事実
■日時:2024年11月23日(土) 午前 10 時 34 分頃
■場所:岐阜県恵那市山岡町田沢付近
■概要:
1.明智方面から一般車両1台が検問にて一時停止
2.制服警備員を含む現場スタッフ 5 名が検問所において通行証を確認
3.通行証が無いため、既にラリー競技を開始し交通規制を実施している旨を運転手に伝える
4.しかし、運転手が車を急発進させ検問所を突破し、そのまま競技コース内へ進入
5.競技スタート7番目の選手が待機しているスタート地点まで一般車両が進入
6.競技コース外へ車両を移動させるよう依頼したが応じず、十数分間、同場所にとどまった
7.6を受け、競技のキャンセルを午前 10 時 50 分に決定
.8安全上の理由から7番目スタート以降の選手は、代替ルートを使用して、次の会場へ移動
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このように一般車が検問を突破するという異常事態が発生したようです。
この件について、ラリージャパン 2024 実行委員会の太田稔彦会長は以下のようにコメントしています。
「この度、警備スタッフ等 5 名の制止を振り切り交通規制エリア内に一般車両が進入したことについては、極めて遺憾であります。
多くのファンが楽しみにしていた SS12 がキャンセルになった事態を重く受け止めています。
引き続き、周辺地域の皆様、競技会場付近を通行予定の皆様には御迷惑をおかけしますが、御理解のうえ現場スタッフの指示には必ず従っていただきますよう、改めてお願い申し上げます」
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今後、ラリージャパン 2024 実行委員会は、岐阜県恵那警察署に被害届を提出する予定だといいます。
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