トヨタ「“スライドドア”付きバン」がスゴイ! 全長4.7m級の「ちょうどイイサイズ」! 豪華“木目”内装ד快適”シートの狙い目仕様「ハイエース“ダークプライム”」どんな人が買ってる?
トヨタのロングセラー商用バン「ハイエース」のなかでも、個人ユーザーに支持され続ける上級仕様「スーパーGL」ですが、なかでも近年は特別仕様車の「スーパーGL“DARK PRIME II”」が人気だといいます。その理由について探ります。
簡素な造りが当たり前の「商用バン」とはひと味違う「スーパーGL」とは
トヨタのワンボックス型商用バン「ハイエース」は、商用ユーザーから絶大な支持を集め続けるロングセラーモデルですが、アウトドアレジャーや車中泊などを楽しむ個人ユーザーにも愛用者が増えています。
そんな個人ユーザーから人気を集めているのが上級仕様「スーパーGL」の特別仕様車です。どういったところが「凄い」のでしょうか。
現行の5代目ハイエース(200系)シリーズは、2004年8月に誕生してからすでにデビュー21年目に突入した超ロングセラーモデルです。
3つのボディタイプを持つ商用バン仕様のほか、多人数乗車可能な「ワゴン」やマイクロバス仕様の「コミューター」など多彩なラインナップが揃います。
継続的に改良やマイナーチェンジを重ねながら、動力性能や先進運転支援機能、快適装備などを追加・改善し続けることで、今なお進化は止まりません。
そんなハイエースのなかでも、とくに個人ユーザーから愛され続けているのが、先代の4代目(100系)ハイエースバンから設定された最上級グレード「スーパーGL」です。
商用バンはコスパや機能性が最も重視されることから、内外装は極力シンプルな加飾に留め、後席は折りたたむことを前提とした簡素な造りとされます。
しかしハイエース スーパーGLは内外装に加飾を施し、後席には120mmのシートスライドやリクライニング機構も備えた立派な3人掛けシートを装着しています。
ミニバン並みのかけ心地を誇る後席とともに、乗用車感覚で使うことができるグレードといえます。
車体も4ナンバー仕様のロング・標準ボディ・標準ルーフ仕様なら、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmと、ミドルクラスミニバンの「ノア/ヴォクシー」などとほぼ同等の極めて実用的なサイズに収まっているも魅力です。
ガソリンエンジンのほか、2.8リッターディーゼルターボエンジン搭載車が選択可能で、駆動方式も2WDと4WDが用意されます。
また4ナンバー仕様に加え、1ナンバー仕様で「アルファード」級の余裕あるサイズを特徴とするロング・ワイドボディ・ミドルルーフタイプも選択できます。
ハイエース スーパーGLの価格は、315万5700円(消費税込み、以下同)から。
通常のハイエース(バン DX 3/6人乗り・ガソリン・2WD)の249万6000円から比べると、65万円以上も価格も上昇しますが一定の支持を集め続けており、リセールバリュー(再販時の価値)も高いグレードとなっているようです。
そんなスーパーGLの究極系といえるのが、より豪華な仕立てとした特別仕様車です。
これまでたびたび設定されており、現在は2018年8月の登場以来販売が続く「スーパーGL“DARK PRIME II”(ダークプライムツー、以下ダークプライムII)」が設定されています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。