全長3.8mで「160万円台」から! 「ヤリス」より小さなトヨタ「最小・最安級コンパクトカー」とは? “GRモデル”やMT仕様もある「アギア」尼国仕様がスゴイ!
トヨタ「ヤリス」は幅広い年齢層から人気を博していますが、世の中にはヤリスよりさらに小さいトヨタのコンパクトカーが存在しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
GRモデルやMTもあって楽しそう!? 最小コンパクトカーとは?
トヨタ「ヤリス」は(日本では)2020年から展開されているコンパクトハッチバックで、その経済性と使い勝手の良さから多くのユーザーに選ばれており、特に都市部での駐車のしやすさや、ちょっとした買い物での積載性が魅力です。
実際に、日本自動車販売協会連合会が発表する「新車統計データ 乗用車ブランド通称名別順位」では、2024年度においてすべての月でトップ3にランクインするほどの、人気を博しています。
しかし、ヤリスよりもさらに小さいボディサイズのハッチバックがトヨタにはラインナップされています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
そのクルマとは、トヨタがインドネシアで展開しているエントリークラスのコンパクトカー「アギア」です。
Aセグメントに属するこのモデルは、都市部での使い勝手と手頃な価格を実現しています。
アギアは2013年に初代が登場。
ダイハツの協力のもと、アジア市場向けの新たな選択肢として開発されました。
そして、2023年2月にフルモデルチェンジを受け、2代目が誕生。
「Exciting City Car」をコンセプトに掲げ、都市生活に寄り添う、より充実したカーライフを提供するモデルへと進化しました。
ボディには「DNGA Aセグメントプラットフォーム」を採用し、ボディサイズは全長3760mm×全幅1665mm×全高1505mm、ホイールベース2525mm。
これはヤリス(全長3950mm×全幅1695mm×全高1495mm、ホイールベースは2550mm)よりも一回り小さいサイズ感で、狭い都市部での取り回しにも優れています。
エクステリアは力強さと躍動感のあるデザインを特徴とし、インテリアは水平基調でスポーティさと上質感を兼ね備えています。
搭載されているエンジンは、最高出力88馬力・最大トルク11.52kgmを発揮する1.2リッター直列3気筒エンジン。
トランスミッションにはCVTとMTの2種類が用意され、駆動方式はFFです。
グレード展開も多様で、基本モデルの「Eタイプ」、中間の「Gタイプ」に加え、スポーティな「GRスポーツ」もラインナップ。
特にGRスポーツには専用のチューニングが施され、通常モデルよりも走行性能とハンドリングが向上しており、運転の楽しさを追求した仕上がりです。
さらにGRスポーツには専用のエアロキットが装着されており、これにより高速走行時の安定感と操縦性が向上。
また、トヨタのモータースポーツブランドである「TOYOTA GAZOO Racing(TGR)」のDNAを受け継ぎ、サスペンションや電動パワーステアリング(EPS)も改良が加えられています。
価格は、エントリーモデルのEタイプが1億7090万ルピア(約167円6000円)、Gタイプは1億7540万ルピア(約172万円)、GRスポーツが2億4300万ルピア(約238万3000円)とまっており、手頃な価格帯で幅広い選択肢を提供しています。
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