トヨタ新型「“FR”スポーツカー」初公開! 旧車デザイン×迫力ウィング採用! 3リッター「直6」搭載でめちゃ楽しそうな「スープラバード」米に登場

SEMAショー2024で、米国トヨタは新しいアンバサダーを迎えるとともに、これを祝福したNASCARのマシン新型「スープラバード」を発表しました。はたしてどんなクルマなのでしょうか?

伝説のマシンが「スープラバード」で現代によみがえる

 2024年11月5日から8日に米国ラスベガスで開催された世界最大級の自動車パーツ見本市「SEMAショー2024」で、米国トヨタはNASCARの伝説となったレーサー、リチャード・ペティを称えた新型「Supra bird(スープラバード)」を発表しました。

旧車デザインが超カッコイイ!
旧車デザインが超カッコイイ!

 NASCARとは、オーバルコース(楕円形のコース)をストックカー(ストックとは市販車のこと)で走る周回レースのことで、アメリカではほぼ毎週どこかでレースが開催され、毎回超満員となる大人気のモータースポーツとなっています。

 このレースには、トヨタ「スープラ」の現行モデルも出走しています。

 スープラは、1978年に初代がデビューし、日本市場では2代目まで「セリカ XX」の車名で販売されていました。現行モデルは、トヨタとBMWの共同開発によって2019年に発売されたDB型の5代目となります。

 リチャード・ペティは、NASCARの歴史上最多となる7度のチャンピオンを獲得(後に2名のレーサーが並びますが)、通算200勝を記録、「キング」というあだ名が付けられた伝説のレーサーとなっています。

 米国トヨタは、SEMAショー2024で新しいアンバサダーに リチャード・ペティの息子、カイル・ペティ氏を迎えたことを発表しました。

 また、これを祝福して、ペティ氏と長年の友人関係にあるトヨタのアンバサダーでNASCARアナリスト、そして自称スープラマニアのラトレッジ・ウッド氏とともに、リチャード・ペティが乗っていた「43号車 1970 プリムス スーパーバード」をオマージュ、現行スープラに現代的に表現し落とし込んだスープラバードを誕生させました。

 1970 プリムス スーパーバードは、1960年代のNASCARで最高速度が年々高まり、高出力エンジンの開発とともに、より強力なダウンフォースを得る空力パーツの開発が重要視されていた中、ダッジが「チャージャー」をベースに誕生させました。

 そのスペックは当時史上初の時速200マイル(時速約305キロ)を超え、大型リアウイングと長く前方に伸びてスラントするノーズコーンが特徴的なマシンとなり、伝説となりました。
 
 NASCARはストックカーレースのため、レギュレーションで量産台数が定められ、プリムス スーパーバードが発売された1970年は前年の倍の1000台となりましたが、難なく1935台を生産してクリア、「伝説の怪鳥」などとも呼ばれる米国自動車史上を飾る1台となっています。

 スープラバードは、オリジナルのスーパーバードを彷彿とさせるボティキットを纏い、現在ではマシンの外装はビニールラップとするところ、リチャード・ペティが乗っていたスーパーバードと同じ「ペティブルー」に塗装を施した上、象徴的な号車「43」をドアとルーフに手書きで描き加えて、オリジナルのスーパーバードへの敬意を表しています。

【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「“FR”スポーツカー」を画像で見る(65枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

3件のコメント

  1. トヨタ新型「“FR”スポーツカー」初公開!  この題名。現行SUPRAがあることを知らないライターなんだろうな。

  2. 写真が結局エボ2とかGT4とか
    アレ、この記事スープラのエボ2とかの記事だったっけ?

  3. 最近のトレンドは、丸みを帯びたデザインなんかね?

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー