スズキ新型「クーペSUV」登場! 全長4m以下の「小さな高級車」! “777”テールライトもカッコイイ「フロンクス」使ってみた印象は?

2024年10月16日、スズキはクーペスタイルのSUV「フロンクス」を発売しました。コンパクトながら上質な内外装を特徴とする新型フロンクスの見栄えや乗り味、使い勝手について、モータージャーナリストのまるも亜希子氏がレポートします。

新型「フロンクス」の「内装の質感」や「室内の広さ」はどうなのか

 そして新型フロンクスのインテリアは、ブラック×ボルドーの配色でスポーティさと上質感を演出。

 このボルドーの調色や配置面積は日本市場に合わせてかなり試行錯誤して加減しており、グリーンガラスを透過した黄味のある光が影響することも考慮したとのこと。

ブラック×ボルドー内装にシルバーの加飾が映える新型「フロンクス」の上質な内装
ブラック×ボルドー内装にシルバーの加飾が映える新型「フロンクス」の上質な内装

 インパネは左右からセンターにダイナミックに切り込むような、高輝度シルバーの金属フレームデザインが個性的。

 がっしりとホールドする、芯の通った厚みのある造形の中に躍動感のある造形をあしらい、パールブラック塗装のサイドルーバー加飾やドア加飾とあいまって、コンパクトSUVではなかなかないシックな空間となっています。

 シートは革とファブリックのコンビネーションを採用。ホールド性とサポート性、フィット性の高さにこだわったというだけあって、ほどよく包まれるような座り心地です。

 座面が高すぎず、乗り降りしやすい一方でアイポイントは適度な高さになり、左右に広い視界が確保できていると感じます。

 ただ身長165cmの筆者はとくに運転ポジションの取りやすさに不満はなかったのですが、180cmの編集部T氏はやや窮屈に感じ、視界の上下幅がタイトになるため、もう1ノッチほどシートを下げたいとのことでした。

 センターパネルにはスマートフォンと連携できるメモリーナビゲーションが備わり、ワイヤレス充電やUSBソケット、シートヒーターもあって快適装備が充実。

 収納はインパネトレーやアームレスト下のコンソールボックス、グローブボックスなどがあり、1つ1つのスペースは大きくないものの、細々とした物を整理しやすくなっています。

 欲を言えば、後席のセンターアームレストやドリンクホルダー、USBがあるともっといいですが、ドアポケットにボトルホルダーがあり、シートバックポケットも備わっています。

 後席の足元や頭上のスペースはやはり身長180cmの編集部T氏だと髪の毛が天井に触れるくらいとなりますが、足元のゆとりは十分で、乗り心地も不快な振動が少なく快適。

 これならロングドライブでも不満は出ないのではないでしょうか。

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