独創的なデザイン 最高級スポーツクーペ「レクサスLC」どんなクルマ?

パワーだけではなく、コーナーリングも素晴らしい

 実はレクサスは、パワーだけでなく、コーナリング性能も素晴らしいのです。ボディやエンジンを積む骨格のことをプラットフォームと言います。レクサスは、このプラットフォームを新設計しました。

 エンジンを低く、理想的な位置に積むことが可能になりました。タイヤを四隅に配置することもできます。クルマの中でも最も重い重量物がエンジンです。それがクルマの中心から大きく外れた場所に積まれると、走りが鈍くなってしまいます。それを防止することが可能になったのです。

タイヤが四隅にあり低いエンジン位置で安定したコーナーリングを可能にした

 タイヤも、ボディの四隅につけたほうが、クルマの安定感がいいのです。相撲をするときには、大きく股を開いて腰をさげますよね。その方が安定するからです。それと同じようにクルマも、タイヤが四隅にあって、腰を下ろしたようにエンジンを低い搭載したほうが安定するのです。レクサスLCは、そうなるようにプラットフォームを開発したのです。

 ですから、速い速度でコーナリングをすることが可能になりました。速度を上げても、クルマがスピンすることも少ないですし、曲がりきれなくなることが少ないのです。レーシングカーのようになったのです。

心地よいエンジン音は高級車ならではのもの

「レクサスLC」の魅力はそれだけではありません。エンジンパワーが優れていて、なおかつ速く安定して走れることは素晴らしいことですが、クルマの良さはそれだけではありません。乗り心地やエンジン音も大切です。アクセルペダルを踏み込んで加速すると、エンジンが心地よく吠えるのです。

エンジンの音が楽器のように官能的で心地よくなければ高級車とはいえない

 クルマに乗っているときには、いつもハイスピードで飛ばしているわけではありません。ゆっくりと走っているときにも、エンジンの音が楽器のように官能的であり、心地よくなければ高級車とはいえません。そのあたりをレクサスを開発する人達は心得ているのです。

「レクサスLC」は、エンジンの回転が上がると楽器を奏でたかのようなサウンドが響きますし、どこまでも速度を上げたくなるようにワクワクするのです。いま日本車の中で、最も官能的であり高性能な2ドアクーペが「レクサスLC」であることは間違いありません。

【了】

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Writer: 木下隆之

1960年5月5日生まれ。明治学院大学卒業後、出版社編集部勤務し独立。プロレーシングドライバーとして全日本選手権レースで優勝するなど国内外のトップカテゴリーで活躍。スーパー耐久レースでは5度のチャンピオン獲得。最多勝記録更新中。ニュルブルクリンク24時間レースでも優勝。自動車評論家としても活動。日本カーオブザイヤー選考委員。日本ボートオブザイヤー選考委員。

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