テスラ、異次元から穏やかな加速モードへの変更が可能に
テスラモーターズジャパンは、納車済みの電気自動車モデルS (セダン)とモデルX(SUV) に、穏やかに加速するモードなどを追加したソフトウエアを配信します。
過激な加速を実現したテスラが緩やかな加速ができるモードを追加
テスラモーターズジャパンは、納車済みの電気自動車モデルS (セダン)とモデルX(SUV) に、ワイヤレスでソフトウエアを配信し新しい機能を追加すると発表しました。
異次元の加速を体感できるモデルSとモデルXは、アクセル開度に対するモーターの出力を下げ緩やかに加速する新たな加速設定「コンフォートモード」を追加しました。
「コンフォートモード」は、運転初心者や高齢者、タクシーやハイヤーなど後部座席に乗客がある場合に使いやすい加速モードです。加速モードは、車内のタッチスクリーンから、乗車時にいつでも設定変更可能です。
減速のみを行う自動緊急ブレーキ作動時は、10km/h〜150km/hで作動し、計器パネルに警告が表示され、警告音やブレーキ ライトが点灯するなど、周囲の車に減速中であることを知らせます。テスラ車の自動緊急ブレーキは、正面衝突が不可避と見なされた時にブレーキをかけ、衝突の衝撃を和らげるよう設計されています。
オートパイロット機能(自動運転機能)が作動している場合は、前方にある物体をシステムが検知し、ブレーキが作動して、車両は完全停止します。オートパイロット機能が作動していない場合は完全停止しません。
ソフトウエアアップデートは、米国をはじめとするグローバルですでに提供されており、日本は国土交通省の事前審査を経て、明日12月29日より国内すべてのテスラ車に配信されます。
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