約1000万円! 本格四駆のトヨタ新型「カカドゥ」登場! カクカクボディ×精悍“プラド顔”がカッコいい!「豪州のランクル」どんなモデル?

世界各国で販売されるトヨタ「ランドクルーザー250」ですが、オーストラリアでは「ランドクルーザープラド」という車名で引き続き販売されます。なかでも「カカドゥ」というユニークなグレードがあるのですが、どのような特徴があるのでしょうか。

精悍マスクの新型「カカドゥ」とは?

 トヨタの本格四駆「ランドクルーザーシリーズ」が続々と登場しており、2021年に「ランドクルーザー300」、2023年に「ランドクルーザー70」、2024年に「ランドクルーザー250」が国内デビューしました。
 
 そして海外でも現地の環境に合わせたランドクルーザーが展開されているのですが、オーストラリアではユニークなモデルが投入されるようです。

豪華仕様の「ランドクルーザープラド カカドゥ」
豪華仕様の「ランドクルーザープラド カカドゥ」

 ランドクルーザーは、1951年に登場した通称トヨタ「ジープ(BJ型)」をルーツとし、現在では世界中で愛用されているトヨタの本格SUVです。

 派生モデルとして、「フラッグシップ系」「ヘビーデューティー系」「ライトデューティー系」の3つのシリーズが展開されており、そのうちライトデューティー系を担うのがプラドで、最新のランドクルーザー250の前身にあたるモデルです。

 一方、オーストラリアでは日本でランドクルーザー250として発売されたモデルが引き続きプラドと名乗っており、フルモデルチェンジを経て性能・技術・機能などが大きく進化しました。

 パワートレインは、日本のランドクルーザー250が2.7リッターガソリン/2.8リッターディーゼルを搭載するのに対して、オーストラリア仕様のランドクルーザープラドには2.8リッターディーゼルに「Vアクティブテクノロジー」と呼ばれる、マイルドハイブリッドシステムを搭載します。

 この48Vのマイルドハイブリッドシステムは、モータージェネレーター、48Vリチウムバッテリー、DC/DCコンバーターで構成され、発進時の加速をアシストするほか、ブレーキエネルギーを効率的に回生することで燃費向上に実現しました。

 ランドクルーザープラドのボディサイズは全長4920mm×全幅1988mm×全高1860mm、ホイールベース2850mmで、最低地上高225mm。乗車定員は、2列シート5人乗りまたは3列シート7人乗りです。

 外観は、日本仕様のランドクルーザー250と同様の角目ヘッドライトを装着。日本の限定車やオプション設定にある「丸目ヘッドライト」のモデルはオーストラリアにはありません。

 オーストラリアでは「GX」「GXL」「VX」「Altitude」「Kakadu」という5つのグレードを用意。なかでも注目されるのが、最上級グレードの「Kakadu(カカドゥ)」です。

 カカドゥとは、オーストラリア最大の国立公園の名に由来する名称。

 VXをベースに、パノラマムーンルーフや照明付きサイドステップ、ヒーター/ベンチレーション付きの後部外側シート、ヒーター付きステアリングホイール、ヘッドアップディスプレイ、デジタルバックミラーが追加された豪華仕様です。

 トルク感知式リア・リミテッド・スリップ・ディファレンシャルも装備されており、忠実なハンドリング入力を実現します。

 カカドゥには独自のデザインが採用されており、縦基調のグリルを装着。まるで先代ランドクルーザープラドのような精悍なフロントフェイスとしました。

 さらに電動リアデフロック、オールテレーンタイヤ、車両を疑似的に透過して後輪付近を表示するバックアンダーフロアビューなどが標準装備されます。

※ ※ ※

 オーストラリア仕様のランドクルーザーの価格は7万2500豪ドル(約726万円)から。最上級のカカドゥは9万9990豪ドル(約1001万円)です。

【画像】タフでカッコイイ! これがトヨタ新型「カカドゥ」です!(30枚以上)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー