初代ロードスターのレストアサービスをWEBで申し込み開始

マツダは、永く大切にマツダ車を乗り続けられる環境作りを目的とした初代「ロードスター」のレストアサービスについて、マツダ公式サイトでWEB申込受付を開始しました。

1989年に登場した初代「ロードスター」のレストアサービス開始

ライトウェイトスポーツカーとして生まれた初代「ロードスター」

 初代「ロードスター(NAロードスター)」は、1989年に登場したマツダブランドを象徴する2人乗り軽量オープンスポーツカーです。2015年には、現行型4代目のロードスターはデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用したマツダ新世代商品の第6弾として発売され「2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤー」を始めとする数々の賞を世界で受賞しています。また、2016年には、初代モデルの生産開始から27年目で累計生産台数が100万台に到達しました。

 初代「ロードスター」のレストアサービスは、マツダがユーザーの初代「ロードスター」を預かり、オリジナルに近い状態にクルマをリフレッシュするもので、申込みをしたユーザーとロードスターアンバサダーの山本 修弘氏をはじめとする担当者が面談を行い、個別の要望やクルマの状態に合わせてサービス内容を決定していきます。また、今後も初代「ロードスター」に乗り続けていただける幅広い環境作りを目指し、現在供給終了となっている一部パーツの再供給を行います。

 レストアメニューは、車両診断を行い全ての部品を取り外し、消耗部品や最新技術を織り込んだオリジナルカラーでの全塗装など殆どの部品を新品部品や復刻パーツに交換する「基本メニュー」、基本メニューにエンジンオーバーホールやデフ調整等追加できる「オプションメニュー」、基本メニューに全オプションメニューが追加された「フルレストア」の3つのメニューから選択することが可能です。フルレストアの税込価格は、485万円となります。

初代「NDロードスター」
左:ロードスターアンバサダー山本 修弘氏 右:4代目「ロードスター」主査兼チーフデザイナー中山 雅氏

 WEB申込受付の開始にあたって、山本氏は「レストアサービスの実現に向けて、サプライヤー各社様、専門店の方々やファンクラブのオーナー様など、これまで多方面の皆さまからご支援をいただきました。本サービスは第27回(2018年次RJCカーオブザイヤーの特別賞を受賞し、申込受付開始に先立って実施した事前説明会には600名以上の方々からお申込をいただくなど、みなさまからの熱いご期待を感じております。まだ対象となるモデルや部品は限られてはおりますが、より高い品質のサービスを目指すべく、マツダはテュフ ラインランド ジャパン株式会社よりクラシックカーガレージ認証を取得致しました。お客さまとともに、このサービスを今後育てていきたいと思います」と語りました。

 パーツの再供給については、オリジナルと同じくバックウインドウを解放できるビニール生地のソフトトップや、トレッドパターン(タイヤの模様)を再現し乗り味にこだわったブリヂストン製タイヤSF325(185/60R14)、NARDI製ウッドステアリング/シフトノブの4点をはじめ、復刻した約150点の部品を2018年1月より販売開始します。その他の生産終了部品の再供給についても、引き続き検討を進めていくようです。

■NAロードスターレストア
WEB申込受付サイト(マツダオフィシャルサイト)
https://ssl.mazda.co.jp/carlife/restore/
NAロードスターレストアサイト(マツダオフィシャルサイト)
http://www.mazda.co.jp/carlife/restore/

【了】

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