トヨタ新「RAV4」発表! “2.5リッター”エンジン搭載! オシャグリーン仕様アリ&燃費向上! どんなモデル? 大人気の「クロスオーバーSUV」米で改良
トヨタ北米法人は2024年10月10日、「RAV4」の新たな2025年モデルを発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
ウッドランドエディションがイイ!
日本でも高い人気を誇るトヨタのクロスオーバーSUVである「RAV4」。そのRAV4が最も売れている北米市場において、2025年モデルの詳細が発表されました。
今回発表された2025年モデルのRAV4は、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの2種類で、従来型よりも燃費性能が向上したのが大きなトピック。
ハイブリッドモデルではメーカー発表の燃費が41MPG(約17.4km/L)となり、ガソリンモデルのメーカー発表のハイウェイモード燃費が35MPG(約14.9km/L)と発表されました。
なお、ハイブリッドモデルは日本と同じく2.5リッター+モーターとなりますが、ガソリンモデルも2.5リッターとなり、日本仕様の2リッターとは異なるパワートレインとなっています。
駆動方式はハイブリッドモデルがリアタイヤをモーターで駆動させるタイプのAWD(いわゆるE-Four)、ガソリンモデルは前輪駆動のほか標準的なAWDと、高性能版のダイナミックトルクベクタリングAWDも設定されています。
そんな北米版2025年モデルのRAV4の中で、日本仕様と最も大きく異なるのが、「ウッドランドエディション」という仕様が用意されているという点です。
このウッドランドエディションには、ブラックのウッドランドエディションのデカールのほか、ブロンズカラーの18インチTRD「フローフォーム」アルミホイールと、オールテレーンタイヤのファルケン「ワイルドピークA/T」を装着。
さらにTRDの調整式オフロードサスペンションも装着。このサスペンションは専用のコイルスプリングやツインチューブ式ショックアブソーバーなどが採用されており、快適な乗り心地と走破性を実現しました。
そして走行モードには、必要に応じて特定の車輪に動力を供給してトラクションを高める仮想リミテッドスリップデフ(LSD)機能を有する「トレイルモード」も用意されているのです。
またルーフにはボックスやキャリアを装着できるようにルーフレールとクロスバーが標準装備され、ハイブリッドモデルということでさまざまな家電を出先でも使用できる120Vインバーターも搭載されています。
その一方で日本仕様にもラインナップされている、通常モデルとは異なるフロントマスクを持つ「Adventure(アドベンチャー)」グレードや、Adventureをベースとした「TRD off-Road」が2025年モデルでは廃止となっている点は残念なポイントと言えるかもしれません。
なお、先進安全装備の「Toyota Safety Sense」は2024年モデルに引き続き2.5が搭載され、トヨタオーディオマルチメディアは最新のものを採用。
インテリジェントアシスタントでは「ヘイ、トヨタ!」などの簡単なフレーズでシステムが起動し、音声でコントロールができるようになっています。
この2025年モデルのRAV4は今年の秋にも登場予定とのことなので、間もなくの発売となりそうです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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