ホンダ新型「スポーツハッチ」公開! 巨大「リアスポ」を新設定! 6速“MT”モデル「RS」も追加された新型「シビック」専用アクセサリーを発売

タイプの異なる2つの「テールゲートスポイラー」を用意

 またクーペ風のノッチバックスタイルを強調する「テールゲートスポイラー」は、「ウイングタイプ」と「ダックテールタイプ」の2種類を新たにラインナップしました。

 なかでもウイングタイプは、開発アドバイザーにレーシングドライバーの土屋圭市氏を迎え、ホンダアクセスのエアロダイナミクス開発のキーワードである「実行空力」技術を取り入れ開発されました。

テールゲートスポイラー (ウイングタイプ)の裏側にはシェブロン(鋸刃形状)の実効空力デバイスを搭載
テールゲートスポイラー (ウイングタイプ)の裏側にはシェブロン(鋸刃形状)の実効空力デバイスを搭載

 実行空力とは、日常の速度域でも体感できる空力効果を指すものです。

 ホンダアクセスでは、開発者などのコメントを公式ウェブサイトで公開し、そのこだわりを紹介しています。

 開発者はウイングタイプのテールゲートスポイラーについて、「テストコースを80キロとか100キロで走る部分も見てますが、制限速度20キロとか30キロでもしっかり性能をみています」と説明します。

 シビックに最適な主翼や翼端板の形状を追求し、主翼下面にシェブロン(鋸刃形状)の実効空力デバイスを搭載したことで、迫力のスタイリングに加えて安心感と上質なコーナリング性も追求しました。

 土屋氏は開発時に「どういうユーザーを想像してこの商品をつくっているんだ」「そのユーザーを目指すならこういう乗り味がいいんじゃない」などとアドバイスしたといいます。

 その後、完成品のウイングタイプ装着モデルを試乗した際には「うしろがすごく安定している。本当に楽だ」とコメント。

 ホンダアクセスの開発者は「スポーツモデルのタイプRよりもダウンフォースをかけている方向で違いを出した」と話します。

 いっぽうダックテールタイプは、もともとヨーロッパ市場向けのシビックに純正採用されていたもので、今回新たに国内導入されました。

 ホンダアクセスヨーロッパでデザインされ、アウトバーンなど速度域の高い欧州での使用条件を見定めながら日本の研究所で磨き上げた空力性能を持ちます。

※ ※ ※

 ホンダアクセスではさらに、クリアとイエローの2タイプのLEDフォグライトを設定するほか、ブラッククロームの前後Hマークと車名エンブレムのセットとなる「ブラックエンブレム」にe:HEVエンブレムを追加設定します。

 このほか、インテリアのイルミネーションアイテムをはじめとする従来からの純正アクセサリーも用意します。

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Writer: くるまのニュース編集部

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