三菱「新型パジェロミニ」ついに復活!? 「ジムニー」未満「デリカミニ」以上の「“ちょうどいい”軽SUV」! 令和版「パジェロ」シリーズの「末っ子」いつ登場するのか!
三菱自動車は、同社の名ブランド「パジェロ」をシリーズで展開する方針を明らかにしました。詳細は未公表ですが、かつての「パジェロミニ」に相当するモデルが登場すれば、軽SUV市場の勢力図を変える可能性があります。
「ジムニー」未満「デリカミニ」以上の「“ちょうどいい”軽SUV」!
三菱はフラッグシップとなる新型「パジェロ」に加え、中型・小型モデルも投入し、パジェロブランドをシリーズとして展開していく考えを明らかにしました。かつての「パジェロミニ」や「パジェロジュニア」の復活ともいえる商品展開です。
現在の軽SUV市場には、本格オフローダーのスズキ「ジムニー」をはじめ、クロスオーバーSUVのスズキ「ハスラー」、軽スーパーハイトワゴンをベースとする三菱「デリカミニ」など、個性の異なるモデルがそろっています。
なかでも、独自の立ち位置を築いているのがジムニーです。ラダーフレーム構造や前後リジッドアクスル式サスペンション、副変速機付きパートタイム4WDなど、本格クロスカントリー4WDにふさわしいメカニズムを備えています。
軽自動車でありながら高い悪路走破性を追求する、他に代わるものがない一台です。
ただし、悪路走破性を優先した設計には、舗装路で独特の揺れを感じやすく、高速道路では横風の影響を受けやすいという側面もあります。
それらも含めてジムニーの魅力ですが、力強いスタイルにはひかれるものの、普段使いではもう少し快適なクルマを求める人もいるでしょう。
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現在、その受け皿となっているのがハスラーやデリカミニです。
ハスラーは軽ハイトワゴンの使いやすさにSUVらしいデザインを組み合わせたクロスオーバーで、街中での取り回しや室内の広さを重視しています。
デリカミニも、軽スーパーハイトワゴンならではの広い室内やスライドドアを備えながら、4WD車には専用サスペンションやグリップコントロールを採用。雪道や未舗装路での安心感を高めています。
しかしながら、両車の軸足はあくまで「日常での使いやすさ」にあります。
ジムニーほど本格的な装備は必要ないものの、背の高い軽ワゴンにSUVらしい装いを加えただけでは物足りない……そんな人に応えるモデルは、現在の軽自動車市場では限られています。
そこで注目したいのが、かつての「パジェロミニ」が担っていたポジションです。
1994年に登場した初代パジェロミニは、本家パジェロを凝縮したような力強いデザインを採用。車体にはフレームを組み込んだモノコック構造を用い、走行中でも2WDと4WDを切り替えられる「イージーセレクト4WD」を搭載していました。
悪路走破性を重視しながらも、普段の通勤や買い物に使いやすく、休日にはキャンプやスキーにも出かけられるパジェロミニは、本格的な四輪駆動車らしさと日常での扱いやすさを兼ね備えた軽SUVとして、多くのユーザーに支持されました。
新たなパジェロシリーズに加わる小型モデルも、このかつてのパジェロミニのような立ち位置を目指すべきでしょう。
狙うのは、ジムニーほど本格的でなくてもいいが、ハスラーやデリカミニよりも四輪駆動車らしいスタイルと走破性が欲しい」という層です。舗装路での快適性や高速道路での安定性を確保しつつ、最低地上高や4WD性能にもこだわれば、現在の軽SUVにはない立ち位置を築けます。
三菱には、デリカミニで培った軽自動車の商品企画力に加え、パジェロや「デリカD:5」「アウトランダー」などで蓄積してきた四輪制御技術があります。
デリカミニよりもアウトドア性能を高めながら、ジムニーほど用途を割り切らないモデルであれば、同じ三菱車のなかでも役割を分けられるでしょう。
また、新型パジェロだけでは価格やボディサイズの面で届きにくい若い世代やファミリー層に、「パジェロ」の名前を広げる役割も担えます。
かつてパジェロを中心に、コンパクトな「パジェロイオ」や「パジェロジュニア」、そして軽のパジェロミニがそろっていた時代のように、用途や予算に応じて選べるシリーズを再び構築するうえでも、軽SUVの存在は重要です。
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現時点では、パジェロミニの車名が復活すると決まったわけではなく、新たな小型モデルが軽自動車になるのかも発表されていません。
それでも、本格派のジムニーと、日常での使いやすさを軸とするハスラーやデリカミニの間に、別の選択肢を求めるユーザーはいるはずです。
かつてのパジェロミニが担った立ち位置を、現在の技術と使い方に合わせて再構築できれば、軽SUV市場に新しい流れをつくることができるでしょう。今後の展開に大いに期待したいです。













































