トヨタ新型「商用バン」発表! 「9人乗り“ミニバン”」仕様&6速MT設定アリ! 大口顔がカッコイイ「プロエース」独国で発売
トヨタのドイツ法人は2024年9月11日、新型「プロエース」を現地で発売したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
9人乗り仕様もある? トヨタ「プロエース」とは
トヨタのドイツ法人は2024年9月11日、LCV(ライト・コマーシャル・ビークル=小型商用車)の新型「プロエース」を現地で発売したと発表しました。
プロエースは、トヨタが欧州で展開する商用車です。設計・生産はプジョーやシトロエン、フィアットなどを傘下にするステランティスグループが行っており、そこからトヨタに供給されているOEM車です。
今回発売された新型プロエースは、2016年に登場した2代目の大幅改良版という位置づけです。ヘッドライト間のアッパーグリルを排除する一方でロアグリルを大型化。シンプルながら力強さを感じさせるデザインになりました。
ボディサイズは全長4980mm(ロングは5330mm)×全幅1920mm×全高1895mm(ロングは1935mm)、ホイールベースは3275mm。シート配列および乗車定員は1列3人乗り、2列6人乗り(3+3)。
車内はインパネが10インチタッチスクリーンの設定を中心に再設計され、メーターは液晶化。ステアリングも新デザインのものに変更されています。前席中央シートを倒すとデスクとして使用可能です。
コンバージョンパートナーとの提携によって、車椅子をスムーズに出し入れできる福祉車両も用意します。
パワーユニットはディーゼルエンジンまたはEV仕様です。ディーゼル車は排気量が1.5リッター(最高出力120PS)と2リッター(最高出力144PS)があり、ギアボックスはいずれも6速MT、2リッターのみ8速ATも設定されています。
モーター搭載のEV(電気自動車)は最高出力136hpを発生します。航続距離はバッテリーの容量が75kWhの場合で349km、50kWhの場合で221kmとなります。価格は3万6907.85ユーロ(約600万円)からとなっています。
なおプロエースには乗用仕様の「プロエース ヴァーソ」も展開しています。シート配置および乗車定員は2列5人乗り(2-3)、3列7人乗り(2-2-3)、3列8人乗り(2-3-3)、3列9人乗り(3-3-3)。価格は4万4870ユーロ(約720万円)からとなっています。
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