トヨタ斬新「クラウンオープン」がスゴイ! “屋根なし”クロスオーバーボディ! 「センチュリーSUVオープン」との共演もアツい「謎のオープンカー」とは?
従来のクラウンのイメージを大きく変えるものへと進化した現行の16代目クラウンですが、かつてトヨタは「クラウン クロスオーバー」をベースとした屋根なしモデルを披露していました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタ新型「クラウンオープン」初公開! どんなクルマ?
現行の16代目トヨタ「クラウン」は、保守的なイメージからよりダイナミックで現代的なデザインと機能性を持ったクルマへと進化し、従来のクラウンのイメージを大きく変えるものへと進化しました。
2024年10月現在では、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」の3つのボディタイプが既に発売されており、残る「エステート」はトヨタの公式ウェブサイトによると「2024年央以降 発売予定」とされています。
そんななか、2024年2月にトヨタはクラウンクロスオーバーをベースとした「屋根なしモデル」を披露していました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
2024年1月に新型「センチュリーSUV」ベースのオープン仕様を両国国技館で世界初公開しました。
このお披露目会で、トヨタの豊田章男会長が「本当はクラウンのオープンカーも用意していました」と語ったことで、そのモデルの存在が明らかになりました。
実際に「クラウンオープン」ともいえるモデルは、2024年2月5日に公開された「トヨタイムズ」の動画で詳しく紹介されています。
同車は、ベースモデルであるクラウンクロスオーバーの美しいデザインを維持しながら、屋根を切ってオープンカーとしての独自性を持たせたものです。
動画内では、クラウンオープンを開発する際の技術的な挑戦や、デザインの意図について多くの説明がなされています。
特に注目すべきは、クラウンクロスオーバーの持つ流麗なデザインを保ちながら、オープンカーとしての格好良さを追求した点です。
オープンカーでは乗員が外から見えるため、全体としての美しさを保つことに重きをおき、人とクルマが調和するデザインを意識して開発されたとのことです。
屋根をカットすることによって生まれるオープンカー特有の開放感を取り入れつつも、元のボディラインの美しさが損なわれないように工夫されたといいます。
クラウンクロスオーバー自体も、トヨタの中では非常に特徴的なモデルです。
従来のクラウンシリーズとは異なり、クロスオーバーSUVとしての要素を持ち合わせており、セダンの高級感とSUVの力強さを融合させた革新的なデザインが評価されています。
そこに、オープンカー特有の開放感を提供し、風を感じながら走行する楽しさと、クラウンクロスオーバーの洗練されたデザインが融合することで、まさに特別なクルマに仕上がっています。
さらに、このクラウンオープンが特に注目されているのは、イベントや特別なシーンで使用される可能性が高いからです。
トヨタは過去に、クラウンの各歴代モデルでもオープンカーを製作しており、イベントなどで度々登場しています。
なお、最初に触れた「センチュリーSUVオープン」は、優勝した力士を祝うパレードで実際に使用されており、注目を集めました。
これらの背景から、このクラウンオープンも今後様々なシーンで活躍することが期待されることでしょう。