スバル「新型SUV」初公開! AWD&「“すごい”ハイブリッド」新搭載! 安全性も向上の“俊足”モデル「クロストレック“S:HEV”」5つの“驚き”とは
ストロングハイブリッドでも悪路走破性に妥協なし!
当日の試乗コースのひとつがスキー場のゲレンデで、シーズンオフなのでもちろん雪はなく、路面はところどころ土が出ている芝生。しかも、時折雨が降って極めて滑りやすい状態です。
そのうえ何台も通過したことで、泥はしっかりこねられて「ドロドロ」となってかなりひどいコンディションでした。
したがって、簡単に足を取られる環境なのは言うまでもありません。
もしもスタックして誰かが助けてくれる状況でなければ、走るのを躊躇するような路面でした。
にもかかわらず、ストロングハイブリッドの新型クロストレックは、涼しい顔をして走り抜けるのだからさすが。
速度さえしっかり管理し、急な動作さえしなければ、特別なテクニックなど必要ありません。
普通のタイヤよりは悪路に強い「M&S(マッド&スノー)」規格のタイヤを履いているとはいえ、新車装着タイヤでの走行ですよ。トラクションのかかりが素晴らしいですね。
ストロングハイブリッドとは言え、悪路走破性に妥協なし。今回の悪条件走行で、それがよくわかりました。スバルらしいですね。
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そんなクロストレックのストロングハイブリッド仕様の正式発表は年内(2024年中)を予定しています。
価格も気になるところですが、ベーシックタイプの「Premium S:HEV」で現行の「Limited」(344万8500円)に対して約38万円アップの383万円程度。
アイサイトXや全面液晶メーター、そしてナビが追加される上級タイプの「Premium S:HEV EX」でそこからさらに22万円ほどアップの405万円程度になりそうです(価格はすべて消費税込み)。
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。
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