斬新「前席3人乗り」も存在! トヨタ「“長~い”商用バン」実車公開! 6速MTもある「プロエースLWB」アイルランドでお披露目
トヨタのアイルランド法人は、2024年9月17日に開催された農業イベントで商用バン「プロエース」を出展しました。どのようなモデルなのでしょうか。
欧州の商用バン「プロエース」とは?
トヨタのアイルランド法人は、2024年9月17日に開催された農業イベント「National Ploughing Championships(全国プラウイング チャンピオンシップ:耕作選手権)2024」の会場に、現地で販売するトヨタ車を出展しました。
そのなかには「プロエースLWB」も含まれるのですが、一体どのようなモデルなのでしょうか。
プロエースはトヨタが欧州で販売する商用バンで、設計および生産はプジョーやシトロエン、フィアットなどを傘下にするステランティスグループが行っているOEM車です。
プラットフォームをはじめとする基本構成は、シトロエン「ジャンピー」や、フィアット「ウリッセ」の商用車と同様で、プロエースとはエンブレムやフロントマスクといったデザインが差別化されています。
今回実車が展示されたプロエースは、2016年に登場した2代目に改良を施したモデル。フロントフェイスのデザインは、バンパーの開口部を拡大するなど、従来のデザインから大きく刷新されました。
ボディサイズは全長4959mm×全幅1920mm×全高1899mm。全国プラウイング チャンピオンシップでは全長5330mm×全幅1920mm×全高1940mm、ホイールベース3275mmのLWB(ロングホイールベース)仕様が披露されました。
商用仕様のプロエースのバンパーは黒い樹脂素材が用いられますが、乗用仕様の「プロエースヴァーソ」は開口部以外のパーツをボディ同色とし、大胆な“大口顔”を実現しています。
シートレイアウトは、1列シート3人乗り、2列シート6人乗り(3+3)、3列シート8人乗り(2+3+3)、3列シート9人乗り(3+3+3)がラインナップされました。
プロエースLWBのパワーユニットはディーゼルエンジンまたはモーターの2種類の設定。ディーゼル車には最高出力145hpまたは180hpの2リッター車があり、トランスミッションは6速MTと8速ATが設定されます。
モーターを搭載するEV(電気自動車)では、バッテリー容量75kWhのモデルで350kmの航続走行が可能となっています。
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アイルランドでのプロエースLWBの価格は4万340ユーロから5万2505ユーロ、日本円で約649万円から約845万円です。
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