トヨタ新型「ルーミー」まもなく登場!? 「100万円台」維持&新「ハイブリッド」搭載? 大人気「ハイトワゴン」の次期型は「どうなる」のか

次期型「ルーミー」に搭載の「ハイブリッド」はどうなる!?

 SNSなどでさかんに噂されている次期ルーミーの予想を横断的に見ながら、確度が高そうな情報をまとめます。

 デザインについては、ドラスティックな変化はないと予想できます。

 ボディサイズは、最新の衝突安全性能を確保するために若干大きくなる可能性がありますが、全幅は5ナンバーサイズに収めてかつ1.7m以下(これまでのルーミーは1670mm)、全長はこれまで同様の3.7mないしはそのプラスアルファ、全高も同様に1.7m強までに収めてくるでしょう。

「ハイブリッド」はどうなる!?[写真は現行型のトヨタ「ルーミー」]
「ハイブリッド」はどうなる!?[写真は現行型のトヨタ「ルーミー」]

 パワートレインについては、2つの考え方が予想されます。

 ひとつは、ルーミー同様にダイハツ主導で開発されたコンパクトSUVのトヨタ「ライズ」/ダイハツ「ロッキー」に搭載されていたダイハツ開発の1.2リッターシリーズハイブリッド「e-SMART HYBRID」が新採用されるという説。

 あるいは、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」「アクア」などに搭載されるトヨタ独自の1.5リッターパラレル式ハイブリッド「THS II」ベースとなる説ですが、どちらとなるのかは現段階で不明です。

 前述の通り、次期ルーミーの開発はトヨタが責任を持つことになりますが、現場ではすでに開発が進んでいる「ダイハツ主導のモデル」の設計にトヨタが見直しを加えつつ、進行している可能性も十分に考えられます。

 いっぽうですべてを新体制とし、プラットフォームやパワートレインまで「トヨタ主導のモデル」に切り替えるとなるとほぼ白紙状態からの開発となり、次期型登場もかなり遅くなりそうです。

 販売台数も多い主力モデルだけに、1日も早い登場が期待されることから、ダイハツ主導のモデルに大幅に手を加えつつ登場するのが有力ではないかとみられます。

 なお、これまでのルーミーに搭載されていた1リッターガソリンエンジンですが、登録車で最も安い自動車税ということもあって、ユーザーにとっても大いに魅力があるものでした。

 現行型ルーミーの1リッターエンジンは自然吸気とターボの2種類がありましたが、ハイブリッドを上級仕様として、中級グレード以下にガソリンエンジン仕様が継続採用されると想定すると、自然吸気のみが設定されると考えられます。

 ダイハツのクルマの開発ポリシーに、「既存ユーザーの声をしっかりと聞き、商品改良や次期型の開発に取り入れる」というものがあります。また「良品廉価」というキーワードも多用されています。

 装備や機能面においては、これまでのルーミー/トールをベースにユーザーの声を反映して、充実化する部分と捨てる部分を高次元でバランスを取り、コストパフォーマンスの高い価格設定と必要十分な装備を設定してくるはずです。

 気になる車両価格は、ガソリンモデルで100万円台後半、ハイブリッドモデルで200万台前半と予想します。

 発売時期は年内を期待したいところですが、設計の見直しという事態を考えると、早くても発売は来年2025年の春から遅くとも夏頃となると予想しています。

※ ※ ※

 2023年10月に開催された東京モーターショー改め「ジャパンモビリティショー 2023」でトヨタは「カヨイバコ」というハイトワゴンタイプのコンセプトカーを発表しました。

 このコンセプトカーのプレゼンテーションのなかには、「bB」の名を冠しローダウンなどのカスタマイズを加えたモデルが含まれており、コアなファンのあいだで注目を集めています。

 bBは2000年から2016年まで2世代にわたって販売されたコンパクトハイトワゴンで、実質的なルーミーの先代モデルともいえ、いまも高い知名度を誇ります。

 イメージを一新する意味でも、こうした懐かしい名称が復活する可能性も否定はできません。

【画像】めちゃカッコいい! トヨタ「新型ルーミー!?」を画像で見る(30枚以上)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー