“ありがとう”の「サンキュークラクション」は違反!? よく見る「サンキューハザード」「パッシング」はどうなの?
SNS上の声はサンキュークラクションに賛成?反対?
SNS上では、サンキュークラクションやサンキューハザード、パッシングについてどのような声がみられるのでしょうか。
軽く「プッ」と鳴らすサンキュークラクションは、違法とはいえあまりに習慣化しているため、是非を問う声は少ないようです。
しかし、クラクションの音が気になるか否かという話題が多くみられます。
一例として「音がわずらわしい」という感想に対し、「たったプッだけなのに何がそんなに気になるのか」という疑問が寄せられています。
また、「クルマに乗っている時は気にならないが、歩行者の時に真横で鳴らされるとビックリするので不快」という声も。
さらに、住民などからは「近所迷惑だ」という不満も上がっています。
昔は、サンキュークラクションと返事のクラクションを鳴らしあっていた文化もあり、ベテランドライバーのなかには、そのために好きな音のクラクションに交換した人もいるようです。
しかし「今は時代が変わり、やらない方が無難」という声や、「サンキュークラクションを鳴らすのはもう古いか?」という質問もみられます。
一方サンキューハザードについては、賛成派がいる一方で、反対ではないが形骸化しているのがかえって不快といった声も多いようです。
ある種のマナーだからしたほうがいいという人が多く、路線バスからサンキューハザードをもらったという人からは、「バスに道を譲るのは当たり前なのに、感心した」というコメントがみられます。
これに対し、「お礼する気もないのにハザードランプさえつければいい、という態度は不快」と指摘するなど、特に強引に車線に割り込んでくるクルマに対しては、このように思う人も多いようです。
なかには、「気持ちが伝わらないんだよ!と言ってやりたい」と憤る人も。
その反面、「日頃からサンキューハザードを出し慣れていないと、いざ緊急時に出せないのではないか」と危惧する声もあります。
そのほかパッシングについては「パッシングして道を譲ってくれる人はかっこいい」という人に対して、パッシングはそもそも「こっちを見ろ!」という意味だから、注意したほうがいいという意見もみられます。
道を譲ってくれたと決めけずに、「なぜ注意を引こうとしているのか?」と様子をよく見ないと、大事故につながると注意を促すユーザーの声も寄せられました。
なかには、「パッシングだと何を言っているのかわからないので、前後の車はトランシーバーで会話ができるような機能が付いていればいいのでは」という提案もみられます。
これらのサンキュークラクションやサンキューハザード、パッシングも、ドライバーの顔が見えない音や光だけのコミュニケーションです。
そのため、一概にその是非は問えず、状況や受け取り方によって良いとも悪いともいえる、という声が大半のようでした。
サンキューハザードは、本当に危険な時に、後続車の反応をおくれせる「殺人トラップ」ですね……。
「ちょっとかんがえればサンキューハザードかどうかわかるだろwww」という人もいるが、コンマ1秒の差で生死をわけるような時に考える時間などない。
サンキューハザードであった時は、のんびり考える時間もあるが、なかった時のことが考えられないのかな……。
しかも、サンキューハザードって「サンキューハザードなんてどうでもいいいから、まともな車線変更をしろ!」という車がよくつかっているよね……。ウィンカーとほぼ同時の車線変更とかさ(さらにいえば、そもそも通行帯違反のケースもめずらしくない。前に右折車がいるとみがってに走行車線に割込んでサンキューもなにもないやろ)
サンキューハザードのイメージは、自分勝手なひとが強引な割込みなどをごまかすためにつかっているというイメージですね……。
それこそ年に数人くらいは、サンキューハザードなんてものがなければ重傷ですんだ人たちもいるかもしれんのに、サンキューハザードをつかっているひとたちは、「自分たちのがんばりで、危険を知らせるハザードの時の後続のブレーキがコンマ1秒でもおくれて人が死ぬといいなwww」と自覚しているのか?
後続車にすれば「ハザード」=「危険」それがただしい認識だが、即そういう意識をもてなくしているのが、殺人トラップの別名もあるサンキューハザード。
サンキュークラクションは、違法性があるとはいえ、それで人が死ぬこともないから、サンキューハザードよりはマシだと思う(違法なので推奨はしないが)