日産の新「“R36”GT-R」まもなく登場!? 4.1リッターV6の”和製スーパーカー“ 歴代デザイン採用に注目! 開発続報を投稿で話題に! 「新たなGT-R」とは
Artisan Vehicle Design社が日産非公認でイメージCGを製作し、SNSで実車製作過程が投稿されている「R36 スカイラインGT-R」。今回、同社のSNSアカウントでは新たにドア周りやフロントウイングの施工過程が投稿され注目を集めています。
R36プロジェクト! 新たな様子が投稿された
日産のスポーツモデルとして人気を誇っている「GT-R(R35)」。2024年6月にはR35として最後となる2025年モデルが発売され注目を集めています。
そして、次期モデルの開発が進められているようですが、SNSではかねてから「R36」と称されるモデルが話題となっており、実際に市販化も進められています。今回、新たに開発の模様がSNSで更新されました。
2024年3月14日に発表されたGT-R(R35)の2025年モデルは「GT-Rの集大成」と謳われています。
この2025年モデルは一部グレードに専用特別内装色を追加。さらにこれまで「NISMO スペシャル・エディション」に採用されていた高精度重量バランス部品が他グレードにも展開されました。そして価格は1444万3000円からです。
そして日産はこの2025年モデルについて、日産の広報は次のように説明していました。
「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となり、生産終了は2025年8月です。
生産終了の理由としては、部品の供給の見通しが立たなくなってきていることがあります。
なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので開発の検討はしています。
今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていきます」
こうしたR35の生産終了、そして次期モデル(通称R36)について期待が高まっている中で、世界中のファンはもうひとつのR36にも注目しています。
それは2022年にカーデザインディレクターのRoman Miah氏とAvante Design社が「R36 スカイラインGT-R」と称して製作したレンダリングです。
当時、このR36に対して、Roman Miahは次のようにコメントしています。
「2023年式日産*R36*スカイラインGT-Rのビジョンを紹介します。
このコンセプトの背後にあるアイデアは、GT-Rの将来を見据えた過去の象徴的なスカイラインのデザインキューと間違いなく日本的なスタイリングを再現することでした。
Avante Designと協力して、6か月以上の作業と少なくとも数百時間の設計、開発、3Dモデリングを含むコンセプトを開発しました。気に入ってくれるといいな!」
この通り、「スカイライン」と称していることから窺える通り、現行のGT-Rの前に当たるR32・R33・R34型「スカイラインGT-R」のデザインがモチーフとなっています。
元はCGモデルですが、実車化を望む声を受け、ドイツのArtisan Vehicle Design社によってついに実車製作が開始され、SNSに施工過程が投稿されています。
ベース車は現行のR35ですが、デザインは未来のGT-Rと日本らしさを追求したもので、第2世代の「スカイラインGT-R(R32・R33・R34)」の要素を取り入れています。
完全オーダーメイドとなっており、生産台数はR36にちなんで36台限定です。
そして今回、新たにArtisan Vehicle Design社のSNSが投稿され、話題になっています。
この投稿ではカーボン製ドア、ドア下のシル、フロントウイングが取り付けられた様子が公開されています。
ここからさらにリア・クォーター・パネルが取り付けられる予定とのことです。
そのため投稿されている写真ではフロント部分以外がほぼ完成している状態になります。続いてバンパー、ヘッドライト、ボンネットが取り付けられるようです。
特にヘッドライトは、テールライトと合わせてCGモデル上でR34を彷彿とさせるデザインのものになっており、以前からファンの注目を集めていました。
今後ヘッドライトが取り付けられる様子が投稿されると、より大きく注目されることでしょう。
この投稿に対して「最新情報を待っていた」、「これを道路で見るのが待ちきれない」と純粋に期待する声が多く寄せられています。
また、施工過程を知ることができるのがInstagramの写真に留まっていることから「YouTubeでこの構築を見たい」と動画での投稿も望まれています。
価格は未発表のため「見積もり費用はいくら? 本当に欲しい」と完成後の購入価格を見据えるファンも少なくありません。
また、R35ベースのカスタム車であることから「見た目が欲しい人のためのフェンダー、リアバンパー、リアクォーターパネル、フード、ウィングのボディキットとして販売してください」と自分でのカスタムを試みるファンもいるようです。
内装ではシートをRECARO製オリジナルのものに、ハンドル、シフトノブも新デザインのものに交換するようです。
また、インパネの中央に配された縦型の大型ディスプレイを搭載したコックピットも目をひきます。
外装のカスタムも完成が見えてきたため、続いて内装のカスタムの様子が投稿されることも期待できます。
エンジンの違いにより、800馬力の「トラックパッケージ」とターボチャージャーを交換し排気量を4.1リッターにして1000馬力化した「アルティメットパッケージ」の2種類のグレードを設定。
アルティメットパッケージはビルシュタイン製のショックアブソーバーやアルコン製ビッグブレーキキットを装備するなど、大パワーに対応できる足まわりに強化されています。
どちらのグレードも、青・紫・白・黒など10色のボディカラーが用意されています。
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