「ETCカード」家族間で貸し借りは犯罪? 「自分も犯罪してた?」 何が問題なのか“元警察官”が解説! SNSでもトレンド入りに
家族のETCカード貸し借りで違反…「知らなかった」
この件に関してSNS上では「ETCカードって本人が乗ってない状態で家族が使ったら詐欺行為になるって知らなかった」「知り合いに自己破産して兄弟のカードを使っている人いたけど、それも本来は違法なのね」など驚きの声が寄せられています。
その一方で、「ETCカード自体がクレジットカードという認識があれば、たとえ家族間であっても貸与不可なのは分かるだろ」といった声や「ちゃんと家族カード作って、家族名義のETCカード作ればいいだけの話」など、安易な貸し借りを問題とする声も多く聞かれました。
さらに、「これはETCカードを作れない暴力団関係者が貸し借りしたから問題になっただけ。一般人だったらそこまで重い罪にはならない」との主張もありました。
実はクレジットカード会社は反社会勢力の排除として、暴力団関係者へのカード発行をおこなっていません。
またクレジットカードを持っていない人があらかじめ保証金を預託することで利用できる「ETCパーソナルカード」についても、暴力団関係者の申込みは断られます。
今回の事例は、暴力団組長の男性が自己名義のETCカードを持てないと認識していたことや、弟が同乗しない状態で常習的に利用していたことを踏まえた上で、「カード会社の暴力団排除条項をかいくぐる手段で悪質」と判断されたものです。
加えて暴力団組長の男性に累犯前科があったことも考慮され、実刑判決に至ったものとみられます。
警察や高速道路各社は、障がい者割引制度を悪用して通行料金の割引を受けたり、通行料金を支払わずにETCレーンの強行突破を繰り返したりする悪質性の高い事案に対して逮捕や、割増金の請求などの対応をとっています。
現状、家族間でのETCカードの貸し借りに関しては厳しい取り締まりがおこなわれていないものの、カードの名義人が乗車していない状態でETCカードを利用すると利用規約違反となるほか、電子計算機使用詐欺罪に当たる可能性があるため注意しましょう。
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ドライバーの中には家族間でETCカードを貸し借りしている人が少なくありません。
そのような場合にはカードの名義人が必ず同乗するか、家族カードを作り家族名義のETCカードを発行するようにしましょう。
ちょっと判りずらいですね。暴力団組長が弟名義のETCカード利用して、割引を受けた?この件は、弟さんが障碍者などの割引カードを利用したとするなら、明らかに犯罪が成立します。が、割引特権もないカ-ドであれば、問題ないと考えますが・・・
裁判は、暴力団関係者であることを考慮した、極めて恣意的な判決ですね。
クレジットカードや交通カードの貸与は、
一般市民の重大な悪意が入り込む怖れは無く
訴訟の対象にすべきでは無い。
法人etcカードならなおさら、経理不正として指摘することも困難。