待望の復活!? 三菱「新型ランエボ“XI”」!? ド迫力ワイドボディ&先進顔化で超カッコイイ「爆速スポーツセダン」のCGが話題に
2016年に惜しくも販売を終了した三菱「ランサーエボリューションX」。その復活を夢見て描かれた“ランエボXI”のレンダリングが話題になっています。どのような仕上がりなのでしょうか。
これぞランエボ!戦闘力が高そうな「ランエボXI」のCG
2016年に惜しくも販売を終了した三菱「ランサーエボリューションX」。その復活を夢見て描かれた“ランエボXI”のレンダリングが話題になっています。
もし本当に“ランエボ”が復活したら、どのような姿になるのでしょうか。
三菱といえば、現在では「ジープ」や「パジェロ」といった4輪駆動車の伝統やイメージを受け継いだSUV・ミニバンメーカーとして名をはせるようになりました。
しかし、かつてはトヨタや日産、ホンダなどと同じように、セダンやクーペなどをラインアップしていました。
特に「ギャラン」や「ランサー」など、走りの良さを強調したモデルも多く、それもまた三菱の伝統でもありました。
中でも、ランサーをベースに高出力のターボエンジン+4WDで武装した「ランサーエボリューション」(略して「ランエボ」)は、その代表ともいえる存在です。1992年から2016年にかけ、ベースモデルをランサー、「ランサーセディア」、「ギャランフォルティス」と変えつつ、10世代に渡って販売を継続。
2リッター直4DOHC+ターボエンジンは当初最高出力250psでしたが、最終的には313psまでアップしていました。
登場から2006年までは、三菱のワークスチームがWRC(世界ラリー選手権)に参戦。スバル「インプレッサ」「WRX」や、シトロエン「クサラ」、プジョー「206」、フォード「フォーカス」などと激しく戦いました。その雄姿は今でも語り草になっているほどです。
「セダンなのにめちゃ速い」というそのキャラクターもあって、ランエボは現在でも高い人気をキープ。中古車市場でも高値を維持しています。
ところが、2016年の販売終了以降、後継モデルは存在していません。そこで、ドイツのカーデザイナー「hycade」氏は、ランエボの復活を予想した、完成度の高いレンダリング(CG)発表しています。
その名も「ランサーエボリューションXI(11)コンセプト」。ランサーエボリューションXのイメージを各部に残しつつ、ベースのセダンボディ自体を大きくリファイン。力強いブリスターフェンダー、レーシングカーのような巨大なエアロパーツ、低められた車高により、ワイド&ローのスタイルを獲得。戦闘力の高さが伝わってくるようです。
ボンネット上やフロントフェンダー後部のエアアウトレットも迫力があります。
美しいフォルム、レーシーなのに洗練されている各部のディティールによって、多くの人が「これはカッコいい!」と感じるデザインになっているのではないでしょうか。
面白いのは、ランサーエボリューションXと見比べると、シルエットも各部の処理も大きく異なっているのに、ランサーエボリューションXIコンセプトは誰が見てもランエボであることです。「hycade」氏の高いデザインセンスを感じます。
もしこれで復活したら、精悍な「ジェットファイターグリル」のフロントマスクではなく、現在の三菱のデザインフォーマット「ダイナミックシールド」が採用されるはず……などの妄想を楽しめるほどの仕上がりです。
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ランエボで培われた技術の多くは、「アウトランダーPHEV」や「エクリプスクロス」、「トライトン」など三菱の主要モデルがしっかり継承していますが、ランエボの復活は、ぜひとも実現して欲しい夢のひとつです。
もしランエボが復活する際には、台湾市場で現在も販売されている「グランドランサー」がベース車に思い浮かびます。しかし、リボーンする「新生ランエボ」には、新しいベースモデルが欲しいところです。
セダン需要が減少したいま、プジョー「408」のようなセダンやハッチバック車とのクロスオーバーSUVが各社から登場していますので、三菱もクロスオーバーSUV風のモデルを登場させ、それをベースに、「ランエボ」を復活させるかもしれません。
その時は、どのような姿で出現するのでしょうか。期待が高まります。
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