ダイハツ斬新「小型バン」がスゴイ! 奇抜な「一文字ライト」&ツルツルボディ! “画期的なシステム”搭載の「VIZION-F」とは?

ダイハツが、かつてインドネシアのモーターショーで展示していた謎の小型ミニバンは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

斬新顔な謎の小型バン「VIZION-F」とは?

 ダイハツのインドネシア法人、アストラ・ダイハツ・モーターはかつて「GAIKINDO インドネシア国際オートショー2023」で展示していた小型バンが注目を集めていました。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

一文字ヘッドライトが特徴的な「VIZION-F」とは?(画像:ダイハツインドネシア 公式X(@DaihatsuInd)より)
一文字ヘッドライトが特徴的な「VIZION-F」とは?(画像:ダイハツインドネシア 公式X(@DaihatsuInd)より)

 そのモデルは「VIZION-F」です。

 同車は、ダイハツのインドネシア法人の研究開発部門ADM R&Dが設計・製作したEVで、小型商用車「グランマックス バン」をベースに電動化したプラットフォームを採用。

 車名は「Vision(ビジョン)」「Zero Emission(ゼロエミッション)」「Futuristic(未来的)」「Functional(機能的)」「Fun & Friendly(楽しく、親しみやすい)」の頭文字から取られており、ビジネスからプライベート、さらには地域活動まで幅広く活躍できる環境に優しいクルマを目指しています。

 VIZION-Fは、様々な用途に対応できるよう設計されており、例えば、緊急時に電力を供給するレスキューユニットや、発電機を必要としないフードトラック(移動カフェ)、キャンピングカー、そして公用車としての活用が見込まれています。

 外観はシルバーとグレーを基調とした配色で、EVらしいエレクトリックイエローのアクセントが特徴的です。

 フロント部分には横一線のヘッドライトと、多数の小さな穴が開いたロアグリルが個性を放っており、このロアグリルはディスプレイとして機能し、文字などの表示が可能なデジタルレイヤー機能を備えています。

 リアドアにもデジタルレイヤーが搭載され、クオーターウインドウが塞がれ、フラッシュ型のドアハンドルを採用するなど、全体的に滑らかなデザインです。

 また、細くデザインされたドアミラーにはデジタル式が用いられていると考えられます。

 内装についても、グランマックスから大幅に変更されており、8インチのデジタルメーターを中心に据えたデジタルダッシュボードや、中央に配置された15.6インチのタッチスクリーンディスプレイが目を引きます。

 パワートレインは、28kWhの大容量バッテリーと35kWのモーターを搭載し、最高速度100km/h、航続距離は約200kmです。

 なおVIZION-Fは、あくまでコンセプトモデルであることから、市販化はされていないものの、今後のダイハツのクルマづくりに何かしらの要素が取り入れられることでしょう。

【画像】「えっ…」 これが「斬新顔の小型バン」です!(50枚以上)

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1件のコメント

  1. トヨタ等のえげつないフロントグリルに比べたら、ずーっと良いですね。

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