ダイハツ「凄いコペンSUV」登場! スズキ「ジムニー」ベースの2人乗りオープン!? 謎の個体の正体は

コペンとジムニーが合体? どういうコト?

 今回、中古車サイトに出品されていたのは、コペンはコペンなのですが、その名も「コペニー」。

 初代コペンのボディをリフトアップし、本格的なクロスカントリーモデルにカスタマイズしたモデルとなります。

 製作したのは兵庫県のコペン専門店「も。ファク」で、その方法がユニークです。

 コペニーの「コペ」は、コペンからとったものですが、残りの「ニー」は、スズキ「ジムニー」のニーです。

 実はこの車体は、コペンとジムニー(3代目:ひと世代前の型)の“ニコイチ”となっているのです。

 このモデルについて、も。ファクの担当者は次のように話します。

「外見だけを作って完成という訳ではなく、ダウンギアや前後Eロッカーなどを搭載しています。

 また、悪路走破性を向上するためのカスタムを施しており、ノーマルのジムニー以上に悪路を攻めれる実践型に仕上げました」

 シャシーはジムニーのものをそのまま流用。ボディをはがしてフレームのみにし、さらにパワートレインと運転席を残してそこにコペンのボディを被せるといった改造方法をとっています。

 もちろんそのままでは被せられないので、コペンのボディの要所要所を切って加工し、ジムニーのフレームに合わせています。

 さらにジムニー用のサスペンションも交換し、車高をアップ。見た目も性能もホンモノのクロスカントリーに仕上がっています。

 内装はジムニーのメーターやエアコンパネルとコペンのダッシュボードを組み合わせ、シートはコペンの記念車純正のレカロ仕様を移植しています。

スゴい車高が上がっているコペン(画像提供:「も。ファク」)
スゴい車高が上がっているコペン(画像提供:「も。ファク」)

※ ※ ※

 完成したコペニーは雰囲気に破綻がなく仕上がり、砂漠も走れるラリーカーのような存在感を醸し出しています。

 も。ふぁくは、さらに第2弾として現行型のコペン エクスプレイのボディを移植したコペニーも製作したようです。

「評判は上々ですが、需要自体は少ないでしょうね」と担当者はいいます。

 非常にマニアックなコペニーですが、販売されている個体はきちんと公道を走ることができます。

 販売価格は255万8000円。決して高すぎる価格ではないでしょう。この上なく目立つこと間違いありません。

【画像】「えっ…!」 超カッコいい! これが「コペンSUV」です(53枚)

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2件のコメント

  1. チョロQみたいなのは格好悪い

  2. いやいや無理があるやろ

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