全長2.3mで「1.5トン」運べる! 新型「勝手に動き回る四輪モデル」公開! 斬新「ドアなしタフボディ」に“画期的システム”搭載! 新時代の「高性能マシン」実車展示
eve autonomyは、ロボットの技術展「ロボットテクノロジージャパン2024」に無軌道型自動搬送車両「eve auto」を展示し、デモンストレーションを行いました。一体どのような車両なのでしょうか。
自動運転レベル4搭載 構内向け「自動運転・運搬車」で自動化を実現
eve autonomyは2024年7月4日から6日まで、Aichi Sky Expo(愛知県常滑市)で開催されたロボットの技術展「ロボットテクノロジージャパン2024」にヤマハよ共同でブース出展を実施しました。
ブースでは無軌道型自動搬送車両「eve auto」を展示し、デモンストレーションを行ったといいます。
eve autonomyはヤマハ発動機と自動運転ソフトウェアを手掛けるティアフォーによって2020年に設立。以後、自動運転技術を活用した無人搬送ソリューションを提供しています。
今回デモンストレーション展示が行われたeve autoは、4輪型の自動搬送EVで2021年9月から受注を開始しています。
主に工場や現場などの敷地内で物資などを運搬する車両としての活躍が見込まれ、独自開発による自動運転OS「Autoware」を搭載。ヤマハによる車両開発技術を組み合わせ、段差や荒天、坂などにおいても優れた走破性能を確保しています。
また、積載重量は300キロ、けん引重量は1500キロを実現し、重量のある大型資材を運搬することが可能です。
ボディサイズは全長2275mm×全幅1105mm×全高1885mm。重量は483kgです。パワーユニットはDCモーターに、取り外して充電可能なリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大走行速度は自動運転時で10km/h、手動運転時は19km/hとなっています。
車体には2つのLiDARや周囲に車両の存在を知らせる音声アナウンススピーカー、方向指示器、ヘッドライト、ブレーキランプを装備。手動運転用のステアリングも備え、走行を停める物理スイッチ、物体と接触して停止するバンパースイッチなども設けています。
走行は作成した自動運転用3D高精度地図に基づき、運行管理ツールを使用してルートの設定を行うほか、敷地内の回転灯やシャッター、信号機などとも連携することができ、安全な自動運搬を実現。自動運転レベル4に基づいた運行が可能です。
なお、サービスは車両提供だけでなく導入支援や運用サポート、車両メンテナンスなども含めたサブスクリプションサービスで展開しています。
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