福井~関越道が最短距離!?「松本佐久連絡道路」に反響多数!?「やばい便利」「これは欲しい」長野県の超ショートカット高速道路の構想とは
長野県の新たな高規格道路となる構想路線「松本佐久連絡道路」が話題になっています。いったいどのようなルートで、どのような声が上がっているのでしょうか。
福井~高山~高崎を最短距離でむすぶ
長野県の新たな高規格道路となる構想路線「松本佐久連絡道路」が話題になっています。
いったいどのようなルートで、どのような声が上がっているのでしょうか。
松本佐久連絡道路は、その名のとおり松本市と佐久市をつなぐものです。直線距離では50kmにも満たない近さですが、そこには急峻な筑摩山地が立ちはだかっており、道路網は限定的です。
高速道路で移動するには、いったん北へ大回りし、長野市手前の更埴JCTまで迂回することになります。
現状では国道254号がその短絡ルートを担っていて、1976年に「三才山トンネル」、1994年に「松本トンネル」がそれぞれ有料道路として開通し、峠越えが現実的となりました(2020年に無料化)。
しかし国道自体は全体的に生活道路を兼ねた狭いもので、中長距離ネットワークを担えるものではありません。また立科から佐久方面にも、依然として峠越えが残っています。
そこで、国道254号のネットワークを高規格化し、高速道路網に組み込むのが、松本佐久連絡道路です。
なお同時に、福井から郡上市、高山市を経て、松本市へ至る「中部縦貫自動車道」も、徐々に整備が進められています。
これらを合わせると、福井と上信越道、さらに関越道方面までを最短距離でつなぐ、大規模な「列島東西軸」が形成されることとなります。緊急時輸送や観光周遊にも効果を発揮し、北陸新幹線と合わせて北陸地方が「行きやすい範囲」になっていくことが期待されます。
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まだ事業化への第一歩である「計画段階評価」への動きもない松本佐久連絡道路ですが、ネット上でも「やばっ!」「便利になるなぁ」「この道路は欲しい!」「今の自分にめちゃくちゃ必要なやつだった 早く作ってくれ」「高山~松本よりも先に作ってほしい」「これは要るだろ」など期待する声が見られます。
いっぽうで「生きてるうちに着工できるのかな」「完成した頃には自分はもう免許返納してそう」「すぐ開通すればありがたいけど…」など、道路事業が完了するまで長い年月がかかることに触れるコメントもありました。
沿線自治体からは毎年のように国へ要望が行われており、全国の他の事業と同様に、いつ順番が回ってきて具体化へ動き出してもおかしくありません。今後の動向に注目です。
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