斬新シフト採用! 新型「“2ドア”スポーツカー」初公開! 画期的すぎ「ネットゥーノ」エンジン×4WD採用の新型「グランカブリオ」登場
マセラティジャパンは新型「グランカブリオ トロフェオ」を日本初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「グラントゥーリズモ トロフェオ」同等のパフォーマンスを発揮
マセラティジャパンは2024年7月24日、新型「グランカブリオ トロフェオ」を日本初公開しました。
デリバリー開始は2024年第4四半期を予定しているといいます。

グランカブリオは2ドアGTクーペ「グラントゥーリズモ」をベースにした2ドア4人乗りGTオープンカーです。
新型も最新のグラントゥーリズモと並行して開発され、コンパクトで格納可能なキャンバス製のソフトトップを装備。「最大4名の乗員がオープンエアの下で旅の歓びを共有するためにつくられた」といいます。
ボディサイズは全長4966mm×全幅1957mm×全高1365mm、ホイールベースは2929mmです。
エクステリアはマセラティの魂を表現したもので、大胆かつ洗練されたデザイン。ソフトトップのカラーはオーナーの好みによって複数のカラーバリエーションから選ぶことができます。
インテリアはエレガントかつ高級感にあふれ、イタリアンラグジュアリーを体現しつつ、機能性や最先端テクノロジーを融合したものとしています。
インパネ中央にはアナログ風の時計が内蔵されたほか、センターの12.3インチインフォテインメントシステム下部にはボタン式シフトパネルと8.8インチの車両設定用ディスプレイが設けられています。
オープンは50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能で、14秒で動作。静粛性の向上のほか、フロントシートには首周りを温めるネックウォーマーを装備するなど、オープン時の快適性を高めました。
パワートレインはF1にも採用されたツインスパーク・プレチャンバー燃焼技術を用いた3リッターV型6気筒ツインターボ「ネットゥーノ(Nettuno)」エンジンを搭載し、最高出力550馬力・最大トルク650Nmを発揮。8速ATを組み合わせ、駆動方式は4WDです。
これにより、0-100km/h加速は3.6秒、最高出力は316km/hをマークし、グラントゥーリズモのハイパフォーマンスモデル「トロフェオ」と同等のパフォーマンスを発揮するとしています。
サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアマルチリンクで、ブラーキは前後ブレンボ製のベンチレーテッドディスクを採用。フロントは6ピストンとするなど、高い走行・操縦安定性も実現しています。
新型グランカブリオ トロフェオの価格(消費税込)は3120万円です。
Writer: くるまのニュース編集部
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