スバルが新型「4ドアセダン」世界初公開! 真っ黒ボディの「プロジェクトミッドナイト」がめちゃスゴい! “最速マシン”英で爆走

スバルは「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」で「プロジェクト ミッドナイト」をお披露目するとともに、多くの観客の前で走らせました。どのようなモデルなのでしょうか。

めちゃ速い! 「プロジェクト ミッドナイト」初公開!

 スバル・モータースポーツUSAは、2024年7月11日から英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」で「プロジェクト・ミッドナイト」の実車を初公開しました。
 
 プロジェクト・ミッドナイトは、ファンに人気の「スバル・ファミリー・ハックスター」と並んで登場。レーシング界のレジェンドであるスコット・スピード氏の運転で、内燃機関車として最速となるシュートアウトタイムを樹立しています。

漆黒ボディの「プロジェクト ミッドナイト」
漆黒ボディの「プロジェクト ミッドナイト」

 同氏は、「これまで運転したなかで最もユニークなクルマのひとつだ」と、シュートアウトでの走行後にコメントしていました。

 WRXプロジェクト・ミッドナイトは、以前のジムカーナカー「エアスレイヤー」の記録的な成功から生まれたマシンで、絶対的なスピードを目標に掲げ、その性能を磨き上げています。

 ベースとなるのはスバルのスポーツセダン「WRX(現行モデル)」。舗装路(ターマック)でのスピードに特化させるため、カーボンファイバー製のボディと軽量化が施されたシャシを採用し、車両重量2469ポンド(約1120kg)という圧倒的な軽さを実現しました。

 パワーユニットには、2021年のナイトロ・ラリークロスで活躍したマシンのエンジンを進化させた、最高出力670hp(約680馬力)、最大トルク680lb-ft(約921Nm)を発生する2リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。駆動方式はAWD(全輪駆動)です。

 また、ボンネット出口に設けられた排気口から炎を吐き出す仕様になっているといいます。

 超ワイドな空力ボディと特大サイズのウイングを装着。つや消しブラックのボディやボディサイドやルーフに施された黒い六連星のステッカーと相まって、迫力のある外観を実現しています。

 加えて、ターマック用のサスペンション・ジオメトリーを採用したほか、18×11インチのOZレーシング・スーパーツーリズモLMPと280/650R18ヨコハマADVANスリックタイヤを装着。スバル・モータースポーツUSA史上もっとも速いマシンに仕上げられました。

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