地獄の渋滞「川越市」念願の”4車線化”事業に反響多数!?「ここはひどい」「金曜夕方は地獄」中心部バイパスの「川越北環状線」拡幅どこまで進んだ?
埼玉県川越市の「川越北環状線」の4車線化事業に、ネット上でも反響の声が集まっています。どんな事業で、どんな声が上がっているのでしょうか。
5年前に悲願の全通も「ボトルネック渋滞」が悩み
埼玉県の中核市・川越市で、2つの主要道路をつなぐ「川越北環状線」の4車線化事業が進んでいます。
ネット上でも反響の声が集まっています。いったいどんな事業で、どんな声が上がっているのでしょうか。
川越市内では、都心部から北上してきた「国道254号(川越街道)」と、首都圏郊外部をぐるっと周る「国道16号」が交差します。
どちらも主要道路で、交通が集中し、市街地では渋滞が激しくなっています。特に国道16号は中心市街でポキポキと右左折が続くのも、混雑を激しくする要因のひとつになっています。
この川越中心街の混雑を緩和するため、2つの道路を西側にバイパスしつなぐ「川越北環状線」が整備されてきました。2019年に全通し、狭山方面~東松山方面の通過交通が、中心街を避けて抜けられるようになりました。
その川越北環状線は全通後、交通量が増大。北側は中央分離帯つきの4車線になっていますが、国道16号側の1.2kmがまだ2車線道路なので、ボトルネック区間として渋滞が激しくなっています。
この区間を4車線化する事業が、着工に向けて動き出しています。
現在は詳細設計とともに、2023年春から用地測量が始まっています。設計が固まれば、いよいよ用地取得に向けた動きが本格化するものと思われます。
拡幅用地には、一般の市街地だけでなく、東京電力の高圧鉄塔も複数立っています。こちらの移設協議も、現在行われているといいます。
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ネット上では「ここはひどい、避けて通りますよ」「福田・小室間は4車線になってはいるがスムーズに走れた記憶ないんだよね。けっこう信号にひっかかるのよ。私だけ?」「雨の金曜日夕方は正に地獄。市内東西に抜けるのに最大2時間は覚悟しないとならない。幹線道路だけでなく駅前ロータリー周辺や住宅街の脇道まで危険な状態」「川越・所沢など西部地区の道路状況は相変わらずひどい」など、現状の渋滞のひどさに共感する声が集まっています。
また「歪な形をした16号に原因があると思います。川越の市街地に用のない車が、東西にスルー出来るようなバイパスを作らないと」「そもそも16号が川越市内を避けるようにクランク状になってるのがよくないんだよね。トンネルで川越市内を突っ切るか他のルートでバイパスにするしかないよ」など、川越市内の道路網について、生活道路と通過交通を分離するバイパス整備を求める声なども見られました。
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