「前向き駐車」をお願いされるワケ 車の向きが設定された駐車場のレイアウトも?

「前向き駐車でお願いします」といった看板が立てられている駐車場を見かけますが、駐車の方向を指定するのはなぜでしょうか。なかには駐車場のレイアウトそのものが方向を決めているケースもあります。

駐車の方向、好みの問題では済まされない?

 コンビニエンスストアや住宅街の駐車場などで、「前向き駐車でお願いします」といった注意書きが掲げられていることがあります。

店舗の駐車場などで、前向き駐車を促す看板が掲げられていることがある。写真はイメージ(画像:pixta)。

「前向き駐車」とは、駐車マスに対して前進で駐車することです。ある大手コンビニエンスストアチェーンによると、「たとえば駐車場が壁を隔てて民家に近接しているような一部の店舗で、前向き駐車をお願いしています」と話します。その理由は、「マフラーのある後ろ側を壁に向けて駐車した場合、クルマの排気ガスが近隣の住宅に入るなどしてご迷惑をおかけすることがあるから」とのこと。

 コインパーキング大手のパーク24(東京都千代田区)も同様に、「近隣の方への配慮から、前向き駐車をお願いしている駐車場があります。日本では一般的に『駐車はバックで』と考えられていることもあり、看板などでそのように表示しています」と話します。

 駐車場用品としても、前向き駐車をうながす看板やプレートといった商品が売られており、一定のニーズがあることがわかります。ただ、こうしたメッセージを送ったとしても、結局のところドライバーがそれをどう受け止めるかにゆだねられるという側面はあります。

 そうしたなか、駐車場のレイアウトそのもので、前向き駐車をうながす設計というものがあるそうです。

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