トヨタが新「カローラFX」公開! 迫力あるリアスポ&スポーティな“ブラック色”採用! 販売店にも反響アリ!? 37年前の「FX16」をリスペクト… 米登場のSPエディション
トヨタの米国法人にて2024年6月5日に新たな特別仕様車の「カローラ FXスペシャルエディション」を新設定、更に同年秋より発売することが発表されました。日本の販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。
カローラ FXスペシャルエディションとは
2024年6月5日にトヨタの米国法人は「カローラ(2025年モデル)」の特別仕様車である「FXスペシャルエディション」を新設定し、2024年の秋頃より発売を開始する予定を発表しました。
トヨタのなかでカローラは1966年に誕生してから現在に至るまでのロングセラーモデルです。改良を重ねていくうえで、日本だけでなく世界各国のユーザーからも人気を博しています。
カローラシリーズは「カローラ(セダン)」「カローラスポーツ(ハッチバック)」「カローラツーリング(ワゴン)」「カローラクロス(SUV)」「GRカローラ(スポーティ)」など、ユーザーの用途に合わせたさまざまなシリーズのラインナップが特徴的です。
今回北米仕様のカローラに新たな特別仕様車「FXスペシャルエディション」が新設定されることとなりました。
この特別仕様車は、1987年に登場した象徴的でスポーティな「カローラFX16」に敬意を表したスペシャルエディションです。
ビジュアルとしては、ツートーンカラーが印象的です。また、全車ともブラックルーフやブラックバッジ、ブラックミラーキャップを標準装備しています。
リアサイドではトランクの上部にリアスポイラーを装備。これにより、空力性能を高めるだけでなく、走行時のビジュアルにクールな印象を与えます。
カラーリングはミッドナイトブラックメタリック、アイスキャップ、アンダーグラウンドの3種類が設定されています。また、アイスキャップとアンダーグラウンドはどちらもミッドナイトブラックメタリックのルーフが装備。
足元はローダウンスプリングを標準装備することで車高を低くしてアグレッシブなスタンスを実現しながら、電動パワーステアリングもスポーティさを体感できるように調整。
ホイールはサテンブラックで仕上げられた18インチのアルミホイールとなっており、機械加工のアクセントとブラックのラグナットも採用されています。
インテリアでは、オレンジのステッチがあしらわれたスポーツファブリックシートが印象的です。更に、カローラでは初となる10.5インチのトヨタオーディオマルチメディアスクリーンが採用されています。
さらに超剛性構造かつ低重心、スタビライザーバー付きマクファーソン式独立ストラットフロントサスペンションを標準装備とし、思いのままのハンドリングと快適な乗り心地が実現。
パワートレインとしては、2.0リッターの直列4気筒エンジンが搭載されています。
デュアル可変バルブタイミング機構を使用することで、169馬力の最高出力と151ポンドフィートの最大トルクを発揮することが可能です。これによりパワーあふれる加速をユーザーは体感することができます。
先進安全技術としては、トヨタセーフティセンス3.0も標準装備となっているため、安全面に関しても十分な装備です。
米国にて新たに設定されるトヨタのカローラ FXスペシャルエディションですが、日本の販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。
関東圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「何度かお問い合わせを頂きました。ここ最近というより、以前よりカローラを好んで頂いているお客様から話題にあがります。
『フロントのデザインとホイールがかっこいい』、『ビジュアルが好みだから日本にも来て欲しい』という声もありました。
現状では、FXスペシャルエディションが日本で販売をされる予定はございません」
さらに、関西圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「数多くではありませんが、いくつかのお問い合わせを頂きます。
クルマが好きで、海外で発表される情報についてアンテナを張っているお客様からが主です。
北米仕様のカローラについて『隣の芝生は青いじゃないけど、海外で発表されるクルマはなぜかよりカッコよく見える』というお客様もいました」
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日本のユーザーからはビジュアルについての高い評価や、日本のカローラに良い点を取り入れていくことへの期待のような声が販売店に届いているようです。
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